6年3組物語 第10話

ジェニーのペット

 安彦には、よく彼の家まで遊びに来る同級生の友達がいる。
…そもそも、安彦としてはその少年に関して、出会った日から今日に至ってもそれほど親しいと思ったことはない。
安彦にしてみれば、知らない間に向こうのほうから近づいてきて、いつの間にか友達という形になってしまった、そんなイメージ。
遊びに来て、安彦と一緒に何かをするのかと思えば決してそうではなく、安彦の部屋で漫画を読んだり、ゲームをしたりして
別に1人でも良さそうなことをして過ごす、安彦からすれば何をしに来ているのかと言いたくなる状況だった。
決して家も近いわけではないし、彼には他にも友達はたくさんいるわけだし、
ただダラダラするだけならなぜわざわざ自転車で20分もかけて安彦の家にまでやってくるのか…

「Hi,ハルオ!元気に、してた?」
 ガバッ! ちゅぅ、ぶちゅううう!!
「あ、あぁ〜〜〜〜〜」
 …そう、その安彦の友達・治夫が足繁く安彦の家に通う目的はこれだった。
安彦と親しくなったのはただの名目に過ぎないことであり、彼の目当ては、安彦の家に住むジェニーだったのだ。

 安彦より数cm背が高い程度で小男には変わりがなく、線も細くてなよなよした体型の治夫は
安彦同様、ジェニーの圧倒的パワーの前にまるで小型の抱き枕であるかのように簡単に抱きかかえ上げられて、
過激で強烈なスキンシップに晒される。
近くでそれを見ている安彦は、第三者的視点からだと改めてジェニーの大きさに感嘆させられる。
治夫の爪先はあんなに床から離れているのに、まだジェニーからは見下ろされている!
加えて胴体、腕、脚、あらゆるパーツが桁違い…同じ樹木なら枝と幹ほどの差を感じる。
もしも治夫がジェニーからのこの行為を嫌がって抵抗したとしても、自力での脱出は100%不可能であることがわかる。
いくらジタバタ暴れようが治夫の体と力では、ジェニーには抵抗の意思すら気付いてもらえないであろう。
そしてピッタリと密着しての抱擁で治夫のか細い肉体はアーチェリーのようにグイグイとしなっていき、
そこから治夫の顔面全体に満遍なく、真上からジェニーのキスが投下されていく。
部屋中に肌を吸いたてる猛烈なバキュームの音が無数に響き、ジェニーにしてみれば軽い数秒間のスキンシップが終了する。
男子高校生の欲情をふんだんに刺激するダイナマイトボディに抱かれての甘美な挨拶に、
解放された後も治夫はこれ以下がないほどのだらしなく緩んだ表情で瞳を不気味に潤ませ、口の両端から太く涎の筋を作っている。
いくつもジェニーの唇の痕跡を刻まれた顔は今にも湯気が立ちそうにカッカッと赤く染まり、
すぐそこの安彦の目があることもお構いなしで、ただただ人形のように座り込んで、治夫はのぼせ上がっている。
まさしく『骨抜き』という表現が相応しい情けない顔をして。
だがジェニーからすれば、そんな反応をされるのが一番嬉しいようだ。
小さくてかわいい男たちの、こんな表情…ジェニーはこういうのが、一番のお気に入りだから。
「ウフフ、ハルオ。ジェニーのこと、好き?」
「は、はぃ、しゅき…好きれすぅぅぅ!」
 ジェニーからの問いかけに、治夫はデレデレに蕩けたまま答える。
その姿を安彦は情けなく思うと同時に、自分もジェニーにああされた直後はあんな状態なのかと思うと恥ずかしくなってくる。

 ジェニーにかわいがってもらい終わると、治夫はそそくさと安彦の家を後にする。いつもこうだ。
治夫は安彦のもとに遊びに来るのではなく、ジェニー『お姉さん』に遊んでもらいに来るのに過ぎないのだ。
一体どこから、ジェニーが安彦の家にホームステイしているという情報を仕入れたのだろう。
中学まで学校も違っていたし、今年度同じクラスになるまで互いに存在すら知らなかったくせに。

「くそー、どうしてお前の家なんかにいるんだよジェニーさんは!うちのほうが広いし、それに俺のほうが…」
 学校で安彦にぶつけてくるいわれのない不平、これが最近の治夫の口癖だ。
治夫は、ジェニーが自分より年上の、女子大生かそれ以上の大人だと思い込んでいるようだった。
初対面の日に身長185cm、3サイズ106-63-100のインパクトに度肝を抜かれ、そしてあの昇天寸前のスキンシップ。
そんな超大型美女に子供のように扱われながら一方的に翻弄されれば、そう思うのが当然だ。
それから安彦が、正しいことを教えなかったのも原因だ。
安彦にしてみれば、自分より30cm以上も背の高く発育も抜群のジェニーを年下だと紹介したくなかったのだ。
ましてや、まだ小学生だなんて…
いつもジェニーのことを素敵なお姉さんと見て恍惚としている治夫に、真実を教えたらどんな反応をするだろう。
もし自分が、いつもいつも女子小学生に30cmの差で見下ろされて、怪力でのハグに背骨を軋まされながら
100cmオーバーのバストの密着・圧迫に息を荒げ、甘く強烈なキスの空爆にフニャフニャにされているんだと知らされたら…

 そんなこととは露知らず、治夫は安彦の家に通うペースをますます上げ始めた。
悩殺ボディのジェニーお姉さんに、弟のように、いやペットのように愛玩してもらいに。
安彦の帰りが遅かった日には、彼が帰宅すると既に治夫の自転車が家の前に駐めてあったほどだ。
…この頃から安彦は、何か嫌な予感を禁じえなくなっていた。
このままではジェニーを…治夫に横取りされてしまう!
嫉妬だった。


 この日の夜、安彦は風呂に浸かりながらまだその憂慮に心を支配されていた。
『ウフフ、ハルオ。ジェニーのこと、好き?』
『は、はぃ、しゅき…好きれすぅぅぅ!』
 ジェニーのボディの迫力と色香に茹で上げられて真っ赤に染まった治夫は、5歳も年下と知らない彼女に
恋焦がれる気持ちをいつもいつも恥ずかしげもなく連発する。
あんな、恥ずかしいこと…
しかし、その気持ちが少しずつ、少しずつでもジェニーに対して伝わっていっているんだとしたら…
確かにジェニーからの挨拶代わりのパワフルな抱きしめと重爆撃機のようなキスは気持ちいい、たまらない興奮だ。
だけど自分たちは高校生男子、相手はいくら大きくて力も強いとはいえ女子小学生…
そう思う自尊心が歯止めとなり、安彦は真正面からジェニーに対して恋愛感情を出すことを控え、隠し続けていた。
プライドで自分をごまかしていたというべきか。
でもそうしているうちに、ある日から突然割り込んできた治夫が好色根性丸出しにしながら急接近、
いつの間にやらジェニーにかわいくておもしろい男の子として取り入ってしまっている現状があった。
『小さな男が好き』いつもそんな趣旨のことを公言していた、ジェニー。
そんなジェニーの心に、いつの間にかあの治夫の奴がちゃっかり入り込んでいるのだとしたら…

 一瞬、安彦は自分一人を残してジェニーが物凄く遠いところに離れた姿を想像してしまった。
脳内で、遠ざかるジェニーを追いかけ必死に走る安彦。
だが、そんな彼の足音に気付き振り返ったジェニーの腕の中には、緩みきった表情でうっとりしている治夫の姿が。
大きなジェニーの背中越しには、抱きかかえられた小さな治夫の体は見えなかったのだ。
治夫の手からジェニーを奪い返す、いや、治夫を蹴落として自分がジェニーの胸に抱かれるためにと言ったほうが正しいか、
そのつもりで駆け寄ろうとした安彦、しかし、そこから先は分厚い透明の壁に阻まれそれ以上近づけない!
ただ足だけをズルズルと空回りさせ、見えない隔壁に顔を押し当て豚のような鼻になりながら見つめる安彦に対し
ジェニーは最後に一度だけ軽くウインクを送ると、再び安彦に背を向けまた遠くへと歩いていってしまう。
ただ惚けていて安彦の存在になど全く気付いていない治夫の、うわごとのようなジェニーへの焦がれの言葉が
遠ざかって行くジェニーの広い肩幅、背中の向こうから聞こえてくる。
安彦を置き去りにして、治夫を抱いたジェニーの姿がどんどん小さくなっていく……
(そ、そんな!ジェニー!!)
後悔の念に胸が締め付けられる感覚とともに、浴槽内の安彦の股間が急速にいきり立つ!
凄まじい勢いの充血・膨張により、包皮がちぎれ飛びそうなビンッとした痛みに安彦は我に帰る。
この短い時間の間、安彦は起きていながらにしておかしな夢を見ていたようだ。
しかし、正常な意識を取り戻してなお、安彦の一物は風呂の湯の中で硬く垂直に真上を指していた。
ジェニーを治夫に奪われる悪夢の切なさとともに、今まで幾度となく彼女から加えられてきたスキンシップの、
猛烈にして甘美な抱かれ心地が脳裏に蘇り、湯船に一瞬波さえ立てた激しい勃起をもたらしたのだ。
5歳も下の女の子からあんなふうに扱われる屈辱とはいえ、やはりあれが恋しい!
安彦はもう自分に嘘はつけなかった。
(じぇ、ジェニー!!ダメだ、治夫なんかとくっついちゃ!!
今まで一度も言わなかったけど、僕は、ジェニーのことが…)

 ガラッ!
「!!」

 安彦が胸の中でジェニーに対する憧れ、恋心を叫んでいるその最中、突然その彼女が姿を現した!
これは夢ではない。現実に…星条旗模様のビキニを身に付けたジェニーが、風呂場のドアを開いて入ってきたのだ!
「ジェ…ジェニー!?ぼっ…僕は君のことが……い、いや、なんでもないんだ!!
そ、そそそれより、僕はまだ入ってるから…!」
 ついさっきまで頭に展開されていた夢の相手が今突然目の前に現れた驚きに安彦は慌てふためいて、
バシャバシャと音を立てながらジェニーに背を向けてバスタブの中に座りなおした。
あんな想像をして勃起していた対象の少女を、まともに見られない思い。
それに、ビキニにだけ体を覆わせたジェニーの肢体のとてつもない迫力!
見たのはこれが初めてではないが、刺激的すぎる。まじまじと正視するわけには絶対いかなかった。
この間のように、鼻血を噴出しながらひっくり返ってしまうことになりかねない。

「ウフフ、今度は、逃がさないわ、ヤスヒコ。背中、流してあげます」
 安彦は、胸板から心臓が飛び出しそうになる。
この前ジェニーがやろうとしていたことを、またやりに来たのだ!
「い、いや、そんなこと、自分でできるから…その…」
 恥ずかしさのあまり、安彦はジェニーと向かい合わないまま断ろうとする。
しかし、それを言い終わる前に安彦の両脇にはジェニーの両手が滑り込んでいた。
 ザバッ!
「う、うわああっ!!」
「遠慮なんて、しなくても、いいのよ、ヤスヒコ。キレイキレイ、しようね」
「わぁぁぁ…ま、まだ、心の準備がぁっ!!」
 折り曲げられていたジェニーの背中が再びまっすぐ立ち上がり、安彦はクレーンで吊るされたように水中から引き上げられる。
安彦の両手は金属バットと化している股間を覆い隠すのに必死で、抵抗らしい抵抗などまるでできない。
そして高々と抱え上げられたあと、安彦の小さな体はプラスチック製の風呂用の椅子にちょこんと設置された。
「一緒に、住んでいるんだもん、ヤスヒコ。このくらい、仲良くしても、いいでしょう?」
 安彦の背後にしゃがんだジェニーはボディソープのボトルをプッシュしてスポンジに取り、安彦の背中に泡を立てていく。
自分の肩に添えられたジェニーのもう片方の手の感触、そして間近にいるジェニーの甘い香りや息づかいにドキドキしながら
安彦はおずおずと聞いた。
「あ、あの…治夫の、ことなんだけど…」
「ハルオ?ヤスヒコの、フレンドだけあって、とっても、かわいいわ」
「そ、それだけ…なの?ぼ、僕は…」
「さぁ、後ろは、OKよ。今度は、こっちを向いて。ヤスヒコ」

 安彦の心配もそっちのけで、ジェニーはさらにとんでもない行動に出ようとしていた。
向かい合って、今度は安彦の正面を洗ってあげるというのだった。
そんなことまでは、さすがに…!安彦は驚き、慌てて拒絶しようとした。
皮がはちきれそうな激痛をも覚え、下腹部をグイグイ突き上げ続ける剛直を、小学6年のジェニーに見せ付けるなんて!
「こっ、こっち側は自分でやるからいいよ!
き、君は、お、女の子だし、それに…」
 背中を丸め、足を踏ん張りながらそれだけは勘弁してとばかりにジェニーを説得する、安彦。
だが、そんな非力な抵抗はジェニーのアメリカンパワーの前に通用するはずがなかった。
「ジェニー、ヤスヒコと、もっと、仲良しに、なりたい。だから、ジェニーに、洗わせて」
「えっ…?わぁっ!!」
 既に石鹸まみれとなり摩擦の少ない状態となっていた安彦の尻は、ジェニーの力によりプラスチックの椅子の上で
滑稽なほど簡単にクルリと180度反転してしまう。
向かい合った安彦の目には、水に濡れてテカテカと輝くジェニーのダイナマイトボディがさらされる。
ジェニーの体に対しては役不足といえるピチピチビキニに、ぷっくりと浮かぶ二門の突起…
脳の血管とともに理性がちびれ飛びそうな中、無情にもジェニーの両手が安彦の隠す両腕を一気に払いのけた。

「Oh!!」
 ジェニーの目に初めてさらされた、安彦の、もの。
幼い頃に見た父親の以来となるその未知の物体を、ジェニーは安彦の両手首を掴んだまま、まじまじと見物する。
「ジェ、ジェニー…いやっ、ダメだ!見ないで…」
 恥ずかしさでいっぱいの安彦に対し、股間にある分身は堂々と浴室の天井を指してそそり立っている。
「ヤスヒコ、ジェニーと、挨拶するとき、いつも、こうなってるね。
ジェニーのおなか、いつも、グングン、押してきます。何も、恥ずかしがること、ないよ」
「えっ…(そんな…気付いてたのか!?)」
「ヤスヒコだけじゃ、ないわ。ジェニーの、クラスの、男の子たちも、それから、ハルオも。
おなかとか、胸とか、コリコリ当たって、変な感じです」
「そっ、それはその…あの……!」
 男が全てをさらけ出している状況で、こんなにあっけらかんとした反応をされるなんて。
こっちのほうが恥ずかしくなってしまう。色白の安彦の裸体は、首から上だけ真っ赤に染まる。
「これ、男の子が、喜んでる、証拠だって、クラスメイトの、マイが、言ってたね。
ヤスヒコ、嬉しいと、ジェニーも、嬉しい」
「ちょ、ちょっと…!!」
「ここから、きれいに、しようね」
 ジェニーは再びボディソープでスポンジを満たし、その安彦の秘所を泡立てて擦り始めた!
そのくすぐったく激しい摩擦の感触に、既に鋼と化していた安彦の股間が絶えられるはずがなかった。

「ひゃ、ぅ…ぅああああ―――――――っ!!」
 じゅぷん、びちゅ!ぶっぴゅるるるるるぅ――――――――――――――!!
 どくっ、どくくくくっ!!びくびく……

「What!?」
 擦り始めてから約2秒、ジェニーの手に持ったスポンジから明らかに液体石鹸とは異なる白濁の粘液が溢れ出て、
その粘っこく熱いシャワーが、ジェニーのビキニに包まれた特大バストをべっとりと染め上げた。
「......? ヤスヒコ?」
 当然精子など目の当たりにしたことがないジェニーは、その不思議な現象にただ目を点にしたまま
それを大量に発射した安彦を見やる。
しかしその安彦本人はプラスチックの椅子から転げて大の字になったまま、
両肩に腹を大きく上下させて酸素をむさぼるような呼吸を繰り返している。
全身から力という力が抜けきったようにも見えるが、ただ股間一点は変わらずギンギンに彼の腹に押し付けられている。
当然ジェニーの疑問に答えられるほど口はきけそうにないが、しかしもうジェニーには言葉での説明は必要なかった。
仰向けの安彦の、表情が全てを物語っていたからだ。
今までジェニーが挨拶として行ったどんなスキンシップよりも弛緩しきった顔で瞳に星を無数に浮かべている。
「ぁ…ああ〜〜〜〜」
 口の端に、唾液が一筋駆け下りた。
そのだらしない顔だけで、ジェニーにとっては十分な答えだった。このねばねばした変な液体の正体などどうでもいい。
もっと仲良くしたいと思っていた安彦が、こんなに喜んでくれている。
とりあえず自分の体を覆う多量のザーメンをシャワーで洗い流すと、安彦を引き起こし再び石鹸まみれにする。

「今度は、ヤスヒコが、ジェニーを、きれいにするの」
 安彦にスポンジを持たせるのかと思えば、そうではなかった。その有り余るパワーで安彦を、スポンジに使い始めた。
 ニュルッ、ニュルッ……
 ボディソープの潤滑を受け、安彦の50kgに満たない体はジェニーの185cmの巨体の表面を往復して撫で上げていく。
そのたまらない感触に、安彦はまた甘い喘ぎの激しさを増していく。
胸板が、腹が、背中が、心地いいぬめりを伴ってジェニーの106cmビッグフルーツの弾力の前に…
「はっ!!はひぃいっ!!じぇ、じぇにぃ、もうだめええええっっ!!」
 どぴゅるっぴゅる―――――――――!!
 ビチャッ、ビチャビチャ……
 今度はジェニーに背を向けた状態で宙に浮いたまま、まっすぐ前に暴発。
風呂場の壁にある鏡一面を乳白色に塗り固めた。

 ジェニーは精根尽き果てた安彦のその顔を見て、ますますいとおしく思いながらさらにきついハグを与え、
シャワーで2人の泡を落としていく。
「ヤスヒコ... so cute!」
 安彦がもはや意識を失っていることにも気付かず、ジェニーはあらためて彼の額、頬を強烈に吸い立てると
そのバストに埋め込むようにして抱きしめたまま、バスタブへと入っていった。


 後日、治夫はまた安彦の家に上がりこんでいた。
当然安彦に用事があるわけではなく、ジェニーに愛玩してもらいに来ているのだ。
 むぎゅうぅぅぅ……ちゅっ、ぶちゅうう!!
「はっはひ!!ぁひゃぁぁ〜〜…じぇ、ジェニーさぁぁぁんん……!!」
 ジェニーの唇が治夫の頬に立てるパワー溢れるバキューム音と、治夫の熱にうかされて腑抜けた喘ぎ声が
離れた場所にいる安彦の耳に届いてくる。
しかし、安彦に以前までのような嫉妬の感情はもうない。
自分のほうが、治夫なんかは想像もつかないほどジェニーと仲を深めた、その自負がもうあるからだ。
もし治夫が聞いたら頭をかきむしって発狂するであろう、一線を越えたスキンシップを受けた…
(フン…治夫の野郎、せいぜいその程度でトロトロになってりゃいいさ。
ジェニーは誰よりも僕の…いや、僕が誰よりも、ジェニーのものなんだ!!)


つづく





inserted by FC2 system