最強!レベル1勇者パーティ

【代打ライラ】
「よ・・・良かったよ。僕は残念だったけど・・・」ついに親友にも先を越されてレベルアップされてしまったケルト。
「まーな・・・ケルトもいつかチャンスが来るって。
それにしてもよう、せっかくのボーナスなのにこれじゃなぁ・・・」ベルが愚痴る。
「『リバースダンス 踊り子用教本 必要素早さ10、必要器用さ10、必要魔法力20』か・・・
在庫整理って意味合いの方が強いからね・・・」
今回のオーク戦にもミッション達成までの時間が短かったため、ボーナスがついた。
踊り子用の技の本。だが、このパーティには残念ながら、踊り子がいない・・・。
このリバースダンス自体はかなり強力なものになりうるのだが、
欲しがるはずの踊り子が一般的なパーティにはあまりいないため、在庫が余っていたのだった。
結局『記念品』的位置付けでこの本は保管することになった。

「しばらくこの辺りは静かになりそうだね。ギルドの依頼も一通りはけたみたい。」
「ねーねー・・・それじゃワタシの希望良いかなぁ?」珍しく積極的にソラが意見を?
「何?」
「ワタシっていうよりライラちゃんにお願いなんだけど、ダークエルフ・・・・狩れる?」
どうにも負けっぱなしというのがソラとしては許せないようだ。
「ん・・・・?アタイをご指名かい?」
敵味方に別れて戦ったときはまさに比喩でなく命のやり取りをした仲だ。
そんな仲なのだがソラの方は全く距離を取ろうとせず、ライラもこういう純粋な性格は嫌いじゃなかった。
「うん。おねがーい。ワタシじゃ手に負えないの。」手を合わせて『お願い!』のポーズ。
「良いけど・・・ただよ、一つ条件がある。」すっと指を1本立てる。
「じょうけん・・・?」ソラが聞くと、その指でソラの巨大な胸をつつきながら続ける。
「アタイが1人で行って来るよ。飛べるのアタイだけだろ?めんどくせーじゃん?
さしずめダークエルフの村にでもいるんだろうし。上空から見たら村なんてすぐ発見できる。」
「左腕に古キズがある奴が『当たり』だ。」そのダークエルフ戦で一矢報いたベルが言う。
「分かったよ・・・ここ一帯をまわるから10日ってとこさ。10日後ここに戻ってくるよ。」
「ありがと〜!」ソラはライラをキューーっと抱きしめ、チューっとキスする。
ソラの体からハートマークがいっぱい出ているように見える。
「だぁああ!暑っ苦しい!」さしものライラもこれは逃げられない。ソラの気が済むまでハグハグされる。
こうしてソラの代打としてライラがダークエルフ狩りへ行く。

【チャンスは掴め】
「ライラダークエルフ討伐隊、出る!」
10日分の食料を詰め込み、ライラが羽ばたいて東へ出撃した。
「かーっこいい〜〜〜〜」尊敬の眼差しで出撃を見送ったソラ。
金髪、白い肌、長身で均整の取れたグラマラスボディー。一瞬で点になってしまうほどの超高速。
「画になる女じゃな。」シルフィーも素直に褒め称えた。
今回もメンバーのため、戦ってくれる。
アイテム鑑定といい、酒場の一件といい、仲間思いで海賊の船長時代はきっと人望が厚かったんだろうな・・・とケルトは思った。
「ハーックション!ち・・・・誰か噂でもしてるのかねぇ。」そう呟きながらライラはダークエルフの村を探し始める。

ところがライラの出発の翌日、予想外の事が起きる。
ケルト達が泊まっている宿に訪問者が現れた。
「ケルトー!仕事、良いのがあったぜ〜!」ギルドの馴染みの受付がわざわざ訪ねて来たのだ。
もう手頃な仕事なんてないと思っていた。だからこそ、ライラをダークエルフ討伐に向かわせたのである。
「なんだよ〜いらない時には来るモンなんだな・・・」ベルがボヤく。
「山賊だよ。山賊。これやっつけんのよ。
ケルトがずっとオーダーしてたゴブリンだよ。コレ来たときねぇ、あんたの顔が浮かんだんだな〜。」
カマイタチとオークの成功2連続で株があがったのだろうか?ギルド側の覚えもめでたい。
どうする?ライラは不在だ。
「ま・・・断るんなら他いくけどよ。こいつはあっという間に引き取り手が出てくるぜ。
山ん中行くんだけどよ、道案内人までついてんだ。あんたらなら瞬殺だぜ。」
いつぞやのゴブリンの時は確かに早く解決した。その時のことをこの男も覚えてるのだろう。
「ケルト・・・チャンスじゃ。受けておけ。いつまでもレベル1じゃまたバカにされる。わらわはケルトに強くなって欲しいのじゃ。」
「ワタシもいつか、ケルトに守ってもらいたいなっ」可愛くウィンクしているところ申し訳ないが・・・それは無理だよ、ソラ。
結局女性陣2人に猛プッシュされ、ケルトはその場で依頼を受けることにした。
そうだ、僕は「世界を救う勇者」になるんだ。少しでもソラたちに近付かないと・・・
「この仕事・・・請けます!」
「さっすがケルト!」ソラが抱きついてきて、ケルトはいつもの様に超巨大筋肉バストの谷間に飲み込まれていった。

【最悪の事態】
道案内人を連れて、ケルト達は山へ入る。2日ほど歩いた先に山賊のアジトがあるというのだ。
「往復で4日か・・・まぁライラが戻ってくるまでには北の町に帰れそうだな。」ベルがちょっと息を切らしながら言う。
結構な急坂を登り、崖のような場所も歩く。崖沿いの道の狭いところではソラの巨体がはみ出しそうだ。
崖ゾーンからやや広い場所に出て、テントを張る。道案内人もさすが山男、手際よく準備する。
ライラの出発から数えて2日目、山賊のアジトに近づき、ケルト達は実に順調な行程をこなしていた。
だが、悪夢のような事件が起きる。
「う・・・・・うわあああああ!!!」
なんと、崖から案内人が落下してしまった。原因は足を取られる罠に引っかかった事だった。
「・・・・!」一行は静まり返る。
「くっそ〜!山賊とやらが仕掛けたヤツか!?」恐らくベルの言う通りだ。
先頭を歩いていたため真っ先に彼が犠牲になってしまった。
「ライラには笑われるが・・・これは失敗じゃな。」この高さ。どう見ても案内人は落下死している。
そして到底5分以内には探し出すことができない。
シルフィーがついていながら死人が出るパターンの典型だった。
引き返すしかない。勇者一行はミッションを諦めて下山することにした。

だが・・・下山できない。
ベテランの山男を失った一行は、方向感覚も失い完全に迷っていた。素人には山の中など全て同じような場所に見える。
さらに下がるどころか心なしか高度が上がっているようにも思える。
「ヤバイ・・・こんなとき空を飛べるライラがいれば・・・・。」ベルが歯がみする。
「ぬぅ・・・寒いのう。雪まで降ってきおった。」シルフィーが空を見上げる。分厚い雲が全体を覆っている。
もはや山賊退治どころではなくなっていた勇者一行であった。

【吹雪の中で】
ライラの出発から数えて4日目。
周りは雪景色である。いよいよ吹雪いてきた。
一行はテントの中に閉じこもっている。ベルのおかげで食料が尽きることがないのだけが救いだ。
また、永久ランタンのおかげで明かりは確保。不安な気持ちをわずかにやわらげる。
たいまつではテントが燃えてしまうので、この永久ランタンは実に使い勝手が良かった。
「ソラ、そなたは寒くないのか?」ビキニ姿で全く寒がらないソラに聞いてみる。
「うん。全然寒くないよ。ワタシの体、油っぽいのが覆ってるでしょ?これで寒くないの。・・・・って・・・キャ!」
シルフィーがソラの巨大な胸の中に入り込む。同時に右腕と右脇の間にはケルトが挟まり、太股にはベルが挟まる。
敵達がソラに葬られるとき、よくこんな体勢になるが・・・
「あったかーい」口々に言う。ソラのはちきれそうな筋肉が布団代わり。もちろん柔らかくコントロールしている。
「アン・・・くすぐったい・・・」ちょっと照れながら、優しく3人を抱きしめる。
このままずっとこうなのか?でもこのままでも良いかも・・・ケルトは葛藤を抱えながら、その晩を過ごす。
ライラの出発から数えて5日目。
外は猛吹雪になっており、いよいよ一歩も出れなくなっていた。
呆れるほど暇であった。するとやる事は一つ。
「うっ!」
ケルトはソラの口内に射精する。ゴクンっと一滴も残さず飲み干される。
「ん・・・・プハっ・・・・さて・・・次はっと♪」
ちょっと元気のなくなった男根を大胸筋に挟み込む。
「えへへっ、大胸筋をビクビク動かしたら効くかなぁ?」
爆乳とも胸筋とも言える肉が激しく波打って強烈に刺激する。
「う・・・うはぁ・・・・」
「止めて欲しい?」ケルトはその問に力なく首を横に振る。
「うふふ・・・止めちゃお。」
「止めない・・・・で。」
「だってこーいうのもできるんだモン。」スルスルっとケルトのモノを下に持っていき、腹筋の縦の溝に挟み込む。
ソラの腹筋の溝は非常に深く、ケルトくらいのであればしっかりと挟み込める。
ソラは何度もこの調子でケルトの男根を扱いてはイカせ、今現在は腕を折り曲げて挟みこみ、時折フェラで刺激している。
「もっと・・・もっといっぱい出して〜」チロチロと舌先でケルトのペニスを舐めまくるソラ。
一方のベルとシルフィーもお楽しみ。今まではベルがシルフィーを豪快にイかせていたが・・・
「ホレホレ・・・」力が100倍というのは腕力だけとは限らなかった。
強力な密壷となり、ベルの巨根を苛めていた。
「安心せい、潰しはせぬ。だが・・・・絶対に逃さぬわ!」
がっちりとものすごい力で男性根を貪った。射精を誘う。
ベルは逃れようとするものの、締め付けが強烈で抜くことすらできなくなっている。
シルフィーは無慈悲に膣括約筋で搾り取っていった。
呆れるほどセックスしまくった気がする。他にやることなぞ全く無いからだ。
男2人は散々弄ばれて、何度も果てたが精はシルフィーが補充してくれるのでいくらでも勃った。
「道具やさんでオトナのおもちゃっていうの?あれ買ってくれば良かったのかなぁ・・・」とソラ。
「オトナがおもちゃじゃな。」誰がうまいことを言えと?
女性陣2人に散々動くおもちゃにされ、5日目が終わる。
6日目。
この日も天候は変わらない・・・・セックスも途中まで同じである。
が・・・ココに来て突然の訪問者が現れたのである。

【雪女レッカ】
「ハローエブリワン!・・・・Oh・・・お楽しみ中ネ!」
いきなりテントの扉をあけ、吹雪とともに現れたのは、白い着物、白い髪の女だった。
「だ・・・・誰?」ソラが聞く。
「いきなり開けるとは不躾な奴じゃ」
ちなみに男2人は気絶中である。
「ミーの名前はレッカ。雪女ネ!」明るいテンションで自己紹介する。

う・・・・
ケルトは目覚めると、テントの中が狭くなっていることに気付く。
ベル、ソラ、シルフィー・・・までは良いとして・・・
「Oh!グッモーニン、ケルト!!」
ドシ!
いきなり侵入者にハグされる。爆乳でもの凄く肉厚な感じの体だ・・・
「ねー、ケルト。ワタシ達、助かりそうよ!」ソラの明るい声がする。

「あらためて紹介するネ!」
ベルが起きてから、喋り始める。彼女の名前はレッカ。雪女ということらしい。
大きくはだけた着物で、裾も豪快にあいている。白い豊満な胸がこぼれ、ムッチリした太股も確認できる。
身長は高く、180センチはありそうだ。体型はライラと比べると分かりやすい。
ライラよりじゃっかん背が低く、筋肉量が少なく、脂肪分が多い。
お腹周りの肉は枯れているが、全般的に肉感的である。
「昔、この辺りには仲間がいっぱいいたネ。お雪、ユキナ、アイス・・・」どうにも氷関連の名前ばかり。
「ミーは1人暑っ苦しいなんて言われてね、『レッカ(烈火)』って名前になったヨ。HAHAHA!」
手をパンパン叩いたあと、ヒラヒラさせる。レッカの陽気さに圧倒される一同。
「雪女の食事は雪。もしくは男の精。ミー以外の雪女はみんな男を吸い尽くして全部食べちゃったヨ。」
あっけらかんと物騒なことを言われ、ちょっと距離を置くケルトとベル。

【雪女伝説】
以下、レッカ本人の話を要約するとこういうことだ。
・レッカは誰一人として遭難者は殺さず、適当に精液をもらって男達を下山させていた。
・だが、レッカと寝た者はその体が忘れられず、結局また入山、レッカに発見される前に遭難で死んでしまうらしい。
・他の雪女は容赦なく男を喰らっていたが、そのうち冒険者達に討伐されていった。
・最終的にはレッカのみが残り、この山を長年ウロウロしている。
・1人になったことで雪女の遭遇率が極端に下がり、雪女そのものが廃れた伝承という形になっているという。
「んで・・・俺らを帰してくれるって事だな?」ベルが期待を込めて言う。
「ン〜〜〜〜〜でも・・・お願いがあるネ。」大きい瞳をキラキラさせている。
「おう、俺らにできることがあれば・・・」
「ミーを仲間にして!!」満面の笑みと共に衝撃の一言。
「え〜〜〜〜〜!?」驚く一同。
「もう1000年も生きてるヨ。こんな山に一人ぼっち。もうやだヨ。」1000歳以上という事になるが、見た目は20歳くらいである。
「ミーは・・・あったかいところに行くと溶けて死ぬネ。
でも、最後にイロンナもの見て、踊って、笑って、好きな事して死にたいネ。だから町を案内して!」
ここまで死を覚悟しながら実にあっけらかんと言う。妖怪の感覚と言うのは人と違うのか?
それとも長く生きすぎて感覚が狂っているのだろうか?
「そ・・・そんな・・・」いくら本人の希望とは言え、死ぬと分かっていて連れて行けるハズもなかった。ケルトは困り果てる。

【モノは大切に】
「・・・・。」
沈黙が続く。その沈黙を破ったのはシルフィーである。
「ふ・・・・はっはっは!教会にいて良い思い出は一つも無いが、良い教えは身についておったようじゃ!」
シルフィーは道具入れをあさり始める。取り出したのは・・・
「どうじゃ!捨てんで良かったじゃろ!」カマイタチの宝物庫にあった、断熱クリームである。

「どう?どう?ミーどうなるネ!?」ワクワク感がいっぱいのレッカ。
素っ裸のレッカが横になり、ペタペタと刷毛で慎重に塗るシルフィー。
「OH!みんな見てると恥ずかしいネ!」
「ご・・・ごめん。」後ろを向くケルト。
レッカの豊満なバストは重力に逆らうかのように横に流れず山になっていた。
男を虜にしてきたと言うだけ合って、扇情的なプロポーション。
「すんげぇソソル体だな。」ボソッとつぶやきながらベルも後ろを向く。
この断熱クリームは家用であり、効果が永遠だという。
妖怪に効くかは未知数だがやらないよりは良い。
うっかり自分の手につかないよう慎重に塗る。
色は木材に合わせて茶色である。
レッカの真っ白な肌は褐色肌へと変化していき、日焼け肌風の雪女が完成する。
「あーワタシとお揃い!」こちらは褐色肌のソラ。
「Oh!ナカーマ!HEY!」
「へーい!」パチンとハイタッチをかわす2人。やたらと楽しそうだ。
「おいおい・・・これでバッチリ連れて行けるぜ。
あ・・・あのさ、ホントに・・・・ありがとな。
俺ら・・・相手の方から『仲間にしてくれ』って言われたの・・・グズ・・・初めてなんだよ・・・」嬉しさで涙ぐむベル。
確かにソラもシルフィーもライラもこちらからアプローチした結果なのであって、自ら仲間の志願というのは初の快挙だった。
思わぬところで、ケルトは仲間を手に入れたのである。

職業未登録レッカ
性別:女性(雪女)
レベル:ギルド未登録
力:13
素早さ:11
器用さ:10
耐久力:15
魔法力:24
知恵:11
特殊:ドレイン各種
   氷魔法各種
   不眠


 つづく





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