無敵!レベル1勇者パーティ

【決意】
ケルト達は南の町にいた。
王様のおかげで野宿生活だけはしばらくなさそうだが。
「やっぱり・・・僕達はこの王国で最強だったけど・・・無敵ではなかったんだ。」そう切り出す。
「そんでどうすんだ?ギルドの連中も急に相手にしてくれなくなったぞ。」
ベルの言うとおり、ギルドのブラックリストに載せられていた。
ビキニ姿の2人にレオタード1人という強烈に目立つパーティであるが、ギルドの者はケルト達一行と認識しながらも全く声をかけてこない。
仕事を受けに行っても門前払いであった。
よっぽど困ったことにならない限り、ケルト達への仕事の依頼はないという事だ。
「ミーたちで考えるネ!人任せだとその人の想定までしか強くなれないネ!」レッカは思い切り前向きだ。
「そーだねっ!ワタシももっと体を鍛えないと・・・」グッと3段に盛り上がる力瘤を見せるソラ。
「お前の弱点はそこじゃねぇだろ!?」ライラがツッコむ。
この日は良いアイディアはなかった。が、方針としてはとにかく鍛えなおす。もう負けてばっかりはたくさんだ。

数日経ち、各自バラバラに町を散策していた一行だったが、図書館で調べ物をしていたシルフィーが招集をかける。
「さすが名参謀。いい手が見つかったのかい?」ライラが期待の声を上げる。
「オッホン、世の中には仙人というものがおるそうじゃ。人の姿をしておるが、尋常ならざる魔法力を持っているそうな。」
「へー・・・・何人くらいいるの?」口をOの字にしてソラが聞く。
「仙人だけに千人おる・・・・なーんてな。それは冗談じゃ。
じゃが100人ほどおってそれぞれに得意技があり、強力な魔法を使え、時には他人に技や魔法を伝授してくれるのだそうじゃ。
これでパワーアップできるかも知れぬ。」
「んで・・・その先は?」
「文献を漁るとこの大陸にはほとんどおらんそうじゃ。
この大陸には2人。『変化の仙人』と『蘇生の仙人』というモノがおるらしい。」
「ん・・・?蘇生の仙人??」ライラが聞き返す。
「なんでも類稀なヒーリングの使い手で、蘇生の魔法をいとも容易く使えるそうじゃ。」
「「「「「え!?」」」」」一同がびっくりする。
「『これだけの魔法を連発できるのは全世界でも蘇生の仙人のみ』とあるの。」
「ていうか、おまえだーーーー!!」ベルが指差しながら絶叫する。
「まさか・・・シルフィーが仙人だったとはね・・・」ケルトはちょっと納得していた。
言われて見ればあの魔法力は人間とは思えなかった。
ライラやレッカも強力だが、能力値が千万の単位ということはなく、それだけでも只者ではないと言えた。
ついでにソラも十分おかしいのだが、空から来たってことで、彼女はこの世界の住人ではないからそちらの疑問は沸かない。
ともかく冒険の目的は決まった。
仙人を探す。ケルトの第6感ではパーティがパワーアップできそうだった。
まず手始めにこの大陸にいるという『変化の仙人』からだ。

【変化の仙人】
変化の仙人はあの魔都と化した「北の外れ町」から少しだけ南に位置する場所にあるらしい。
「でもさ、おかしいよ。なんで本に載ってるの?シルフィーは生まれてからずっと教会にいたんでしょ?」
移動しながら、ケルトが疑問を口にする。
「そうじゃ。じゃが、本によるとな、普通の人間というのは死ぬと魂が四散するのじゃが、
仙人というのはそのまま違う人間へとなっていくそうじゃ。
つまりわらわの前世がなにかが原因で死に、たまたま生まれたばかりの赤子に蘇生の仙人の魂が入った。
それが今のわらわ。そういうことじゃ。
前世もこの大陸、今もこの大陸にいるというのは偶然じゃろ。」
「ってことは例えば100人の仙人がいたら、常に100人世界のどこかにいるってことだな?」ベルが聞く。
「そのようじゃな。わらわはそなたらに力を授けてやることはできぬが、仙人の得意分野によってはできる。」
「へー・・・ワタシも何か教えてもらおっと。」
「じゃが、ほとんどの仙人は何かを要求してくるそうじゃ。労働だったり金品だったり。
なので一般人はあまり近寄らないとのことじゃ。」
そんな仙人に対する予備知識を覚えつつ、変化の仙人の家に着く。

ドンドン!
「ハローチェンジマスター!!」レッカが扉を叩きつつ、元気良く声を出す。
しばらくすると、ドアを開け、1人の少年が顔を出す。
「初めまして。僕はケルトと申します。変化の仙人に会いたいのですが・・・」
「あー、それなら僕だよ。」あっさりと言う少年。喋り方といい、歳といい、背格好といい、ケルトに良く似ている。
「え〜〜〜〜!?ホントかよ!?」頼りなさそうなオーラまでケルトに似ているため、思わず失礼な事を口走るベル。
「・・・・。」
ドス!ライラの膝蹴りがベルに炸裂する。
「グハ・・・!」
「わ・・・悪い悪い・・・じゃなかった。失礼致しました。こいつホントにバカなんで勘弁してください。」
ライラがフォロー。
「お前・・・シルフィーと同じ魔法力なんだぞ!?
機嫌損ねて本気でカエルかなんかに変えられたら二度と戻らねぇんだぞ!?」ボソッとベルに耳打ちする。
「それより・・・内臓が潰れた・・・。グ・・・」命の灯が消えかけるベル。
「世話が焼けるのう。」シルフィーが文句を言いながら回復させる。
その様子を変化の仙人は微笑みながら見ていた。

【ついに報われる】
「ハハハ・・・そいつは災難だったね。」
家の中に案内され、変化の仙人は追放の経緯を聞くとそう感想を漏らした。
「そうなんです。僕たちもっと強くなりたいんです。」
「僕は変化の仙人。名前の通り変身系しか教えられないんで、多分ケルト君たちの要望にはあまり応えられないんだ。
でもね、ここに仙人の地図があるから、これみて当たってみると良いよ。」
言うなり地図を渡す。
そこには見たこともない地図。そして『冥界の仙人』『魅了の仙人』の名前と×印がついていた。
「それと・・・変化を憶えてみる?」
意外なことを言う変化の仙人。
「え・・・でも教えてもらうには何かしなきゃいけないんですよね?」ケルトが恐る恐る聞く。
シルフィーの話によるとそうだ。
「僕ねぇ・・・北の町ってあったでしょ?あそこによく買い物に行ってたんだ。ケルト君たちの活躍は見ていたよ。
あとそこの蘇生の仙人にも仙人仲間として特別サービスって事で。」
なんと・・・あの悪魔戦を見ていてくれたというのだ。
「あのときは鳥になって即刻上空へ逃げたよ。変化の技だけじゃ悪魔になんて勝てやしないからね。
僕の知ってる限り君たちは3つの大業をなしてるよ。いずれも大勢の人の命を救った。
一つはオークの強襲。一つは悪魔の強襲。最後にヴァンパイアロードの退治。
この3つの功績を称えて2つの技と1つのアイテムをあげるよ。」
ニッコリと笑いながら言う。
ああ・・・見てくれる人はいるものだ。
特に悪魔との激戦はまさに「得るもの何もなし」といった状況だったのでケルトは嬉しくてしょうがない。
「さぁ・・・どうする?2人に変身を教えてあげるよ。」変化の仙人が聞く。
「えーっと・・・じゃあ皆の希望を聞こうかな・・・」突然のご褒美だったので完全に想定外である。
誰が変身を覚えるかなんて全く考えていなかったのだ。

【プチパワーアップ】
「ハイハイ!」「アタイ!」ソラとライラが同時に勢い良く挙手。
「あれ・・・?意外だなぁ・・・・ソラはどうしたいの?」
「ワタシ・・・泳ぎたい!」なんともささやかな希望だ。
「いいよ。君には『人魚への変身』を教えてあげる。
水の中でも呼吸ができるし、尾っぽがあるから凄く速く泳げるよ。
自分でこういうのもナンだけど、僕の教える変身の術は使い勝手が良いんだ。」穏やかに語る変化の仙人。
幼さと大人の雰囲気が同居する不思議な少年だ。
一方のケルトはピンと来る。
〜そう、海もこのパーティの泣き所であった。〜(前作「最強−」より)
そうだ。ソラの弱点は魔法だけじゃない。変化の仙人もやるではないか。
パーティの弱点がきっちり埋まる。
「それで・・・そっちのセイレーンさんは?」
「アタイは・・・・人間になりたい!」突然物凄いことを口走るライラ。
「なるほどね。人間体型の時は飛べなくなっちゃうけど良いの?ホントに普通の人間になるよ?」
「いいんだ。」何故か顔を赤くして応えるライラ。
「じゃあ『人間への変身』を教えてあげるよ。」意外な要求にも冷静に応える仙人。
「鳥臭さは・・・なくなるよな?」
「もちろん。今の金髪、青い目、白い肌で良いよね?」
「ああ・・・鳥の部分以外は今のこの姿で。」
何を考えているんだろう?
ソラの方は確かにパワーアップだが、ライラのほうは羽根が無くなって、自身の代名詞のフェザーブレッドまで使えなくなるのだから、大幅なパワーダウンと言えた。
「2人とも変身願望があるんだね。僕はてっきり『相手を変身させるもの』を覚えるのかと思ったよ。」
・・・・しまった。
シルフィーあたりに『相手をカエルにする』みたいな魔法を覚えさせれば良かった・・・。
良く考えておかないからこうなる。
しかし、嬉しそうな2人を前に、取り消しなど到底できなかった。

【プチパワーアップ】
「最後に変化爆弾。これは変身後の完成図を思い浮かべながら相手に投げつける。
一回だけだけどまー、相手はオークだったし報酬としては出来すぎ。魔法抵抗すら許さない強力なアイテムだからね。
蘇生の仙人がいるから特別サービスだよ。」
そう言いながらケルトへ渡す。
使い方は良く考えなければ・・・ホントにここ一番で使おうと心に決めた。
きっと使いどころは自分の第6感が教えてくれるはず・・・。
こうして、変化の仙人からは何も要求されることなく、ご褒美だけ貰った格好だ。
ホントに魔王を倒して良かった・・・しみじみ思うケルトだった。

戦士ソラ  性別:女性
レベル:203
力:145987453978458930(約14京)
素早さ:86    器用さ:66
耐久力:58473734864303(約58兆)
魔法力:3     知恵:9
特殊:オイル風コーティング
   変化(人魚)

スナイパーライラ 性別:女性(セイレーン)
レベル:192
力:91      素早さ:79
器用さ:62000(装備品により)
耐久力:78    魔法力:62
知恵:29
特殊:器用さ1000倍の指輪
   飛び道具威力1000倍の指輪
   フェザーブレッド
   魅惑の歌
   アイテム鑑定
   変化の指輪(金髪、ブルーアイへ変化)
   変化(人間)

【対等】
「なに?・・・急に呼び出して。」
人間への変化を覚えたその晩、ケルトはライラに外へ呼び出される。
ソラもビキニだが、ライラもビキニ。ケルトに対して背を向けるとどうしても背中ではなくお尻に目がいってしまう。
「な・・・なあ・・・どうかな?アタイ。」何て答えれば良いのかサッパリ分からない質問をしてくる。
豊かなヒップから目線を上に上げると、今まで羽根が生えていた部分はなくなり、
ごつめについた筋肉をうっすらと脂肪が覆う背中が見える。
「もっと・・来てよ。」
結構近づいているが、さらに接近。次の瞬間、クルッと反転するとがっちりケルトを抱きしめる。
身長差が30cmほどあるので、ちょうどライラの巨乳に頭が埋まる状態だ。
「ね・・・アタイ、鳥臭くないかな?」こんな色っぽい声が出るのか。
とてもライラの普段の様子からは想像できない。
「むぐ・・・とひくはく・・・なひよ・・・」息苦しくバタバタしながらケルトが答える。
スッとケルトを胸から解放すると、ライラの顔が真っ赤になっていた。
さらにそのままケルトを抱えたまま、倒れこむ。ライラの上にケルトが乗っかった状態へ。
「やっと・・・同じだよ。」そう言いながらムキムキの太股でケルトの胴体を挟み込む。
目を瞑るライラ。目鼻立ちのくっきりとした猛毒のある美人顔はすっかり柔らかくなっている。
これが据え膳というヤツか・・・?ライラの唇に吸い込まれるようにケルトは唇を重ねる。
すると舌が突っ込まれる。
凄いディープキスだ。それだけでケルトの息子はビンビンに勃ってしまう。
するするとケルトの服は器用に脱がされていく・・・ライラの方もビキニをいつの間にか取っていた。
そう言えばここまでベタベタとライラに絡むのは初めてだ。
薄く6つに割れた腹筋。太股もうっすらと筋肉が浮かび上がっている。
間違いなくムキムキでゴツいんだけど女性らしさは失っていない。ライラの逞しい腕に足に溺れていく。
ライラもケルトのペニスを優しく時に激しく扱いていた。
これまでほとんどのスキンシップはライラの一方的な暴力だったが今は性質が全然違う。
「い・・・・挿れてよ・・・」ライラの瞳がウルウルしている。
そのままライラの秘処へとねじ込んでいくケルト。
「あ・・・んっ・・・。」眉間にちょっとシワを寄せながら喘ぐ。
ライラの締め付けはかなり強力でなかなか入っていかなかったが、少しずつ入っていく。
「つ・・・案外・・・痛いもんだね・・・」ツーっと割れ目から血液が流れる。彼女の純潔を証明していた。
「え?・・・・初めて・・・なの?」
「セイレーンの男・・・・見たことある?は・・・初めてに決まってるじゃん・・・・」目を逸らして微笑を浮かべながら答える。
やがてケルトの先端から根元まで、くまなくライラの肉が抱きつく。
「鳥の分際で・・・やろうなんて思ったこともないからさ。」
今にして思えば、ライラとはファーストキスな気がしてきた。
ライラ自身はしょっちゅうソラに唇を奪われていたが、この様子だと異性とは全てが初めてのようだ。
「ま・・・ソラでもシルフィーでもレッカでも・・・・誰とヤっても良いけどさ・・・今はアタイだけのケルトでいてよ。」

【対等?】
一途な純愛を一身に受け、ケルトもグッとくるものがあった。
今、自分はライラのもの・・・彼女の愛に応えねば・・・
最初こそ自然に任せていたケルトだが、一つだけ誤算があった。
相手は加減が分かってない。
ライラの初夜なので、野暮な事を言って傷つけてはいけない・・・
いけないのだが、あのムキムキの肉体・・・相当パワフルな性能力を持っている。
ケルトの細腕では、本能のまま動く肉食獣ライラを御することなど到底できない。
強力な下半身の口の扱きを受けて、一発ライラの中に放つと合体から解き放たれる。
が、それで満足するはずもなく、69の体勢になるとパンパンに張った巨乳にペニスを包まれ、勃たされる。
彼女のバストは張りとともに柔らかさも兼ね揃えていた。快感が突き抜ける。
ケルトは目の前の豊満なヒップを愛撫してみる。
これが気持ちよかったのか、体勢を元に戻すとケルトの細腕を取り、ケルトに自分のオッパイを揉ませる。
目を閉じて幸せそうな顔のライラ。気が付くとまた股間に自分のモノが吸い込まれていた。
今度は騎乗位だ。うっすらと6つに割れた腹筋が見える。
あんなのでピストン運動されたら腰が砕けるかも・・・
ライラの締まりは良く、名器と言えた。
それに加えて、「器用さ1000倍の指輪」。これが厄介だ。
ケルトの反応を見ながら、即刻自己修正。
ライラのSEXスキルがバカみたいに上昇していく。
これでイかない男はいないだろう。すっかり床上手である。
〜「やっと・・・同じだよ。」〜
いや・・・全然同じじゃなかった。いろんな力の桁が1つ以上違った。
巨乳を揺らしながら激しいピストン運動のライラ。
パンパンパンパンとリズミカルに肉を打ち合わせる。想像通り腰が砕けそうだ。
本当に強引に搾り取られている・・・手先だけじゃなくテクニシャンな膣へ二回目を放つ。
もうダメだ、指一本動かせない。
ぐったりとする華奢なぬいぐるみに対し、容赦なく性技で蹂躙するマッチョ姐さん。
「ん・・・?ケルト?・・・・・もう・・・・これからだってのに・・・」
これだけ制圧しておいて、さらに何をやる気だったのだろう?
全身が痺れて動けなくなったケルトをヒョイッと優しく抱き上げる。
「ン・・・・ンン・・・・」
お姫様だっこの状態で、お別れのディープキス。
心なしかライラの肌がツヤツヤになっているように思えた。
「なんだ・・・もう限界だったんだね。言ってくれれば良いのに・・・」
気・・・気付くのが遅いよ・・・ライラ。そう思いながら、意識が遠のいていた。
猛獣相手に自分でも良く耐えたと思ったケルトである。


 つづく





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