美沙 第10話

美沙との旅行の翌日…
いつもより遅く目覚める。夏休みでも普段と変わらない時間に起きる祐志だが、さすがに今朝は起きられなかった。
ゆっくり布団から起き上がる。時間は9時前、もう家族は皆仕事に出かけ、家には祐志一人である。
“そういえば、今日は10時半から友達と約束してたな…”
祐志は出掛ける用意をするために起き上がる。そして、いつもの生理現象、別の部分も大きく起き上がってる。
美沙と一緒に旅行に行ったものの、二人きりでは無かったので、
数日放置されていた祐志の分身は、いつもより元気に反り返っている。
“まぁまだ時間もあるし、まずは日課から…”
押入れの奥から秘蔵のHビデオを取り出す。
友人からダビング(コピー)してもらった、某人気(AV)女優のモザイク無しの裏モノである。
画質は悪いが、ひそかな祐志の宝物であった。
ビデオをセットし、画面を凝視する。普段と違い家の中には他に誰も居ないので、いつも絞っている音量を少し上げる。
“さっさと済ませて…、あっ”
祐志の右手は、自分の息子を握ったまま、全く動かなくなってしまったのである。
力を抜いて手を放そうとすると、普通に手は離れる。しかし再び自家発電をしようとすると、手は全く動かない。
仕方が無いから普段は使わない左手で挑戦してみるが、全く同じ結果であった。
ただ、おしっこの時は右手に変化が無い。ここに至って、祐志はやっとお仕置きの内容を理解したのである。
“美沙のやつめ、何てことを…、”
祐志は、自分の息子がおさまるのを待って、すばやく支度をして、向かいの家へと飛び出したのである。

美沙の家に行くと、理沙ちゃんが出迎えてくれる。
「姉ちゃんなら、奥でストレッチしてるよ。」
祐志は、友達との約束も有ったので、簡単に礼を済ますと、急いで奥の道場を目指す。
美沙は奥でゆったりとストレッチを行っていた。
「あ、祐志おはよう。早かったね。」
と、美沙はニヤニヤしている。
「こらあぁぁ、美沙、俺のライフワークに何てことを…、」
「まぁお仕置きだからね。」
「いいから、早く解いてくれよ。毎朝大変じゃないか?」
「お仕置きだからダメよ。」美沙はニヤニヤしたままである。
「じゃあ、今ここで処理してくれよ。」祐志も切実である。
「えー、どうしようかな?」
美沙はそう言うと、祐志にキスをする。いつものベロチューである。祐志の興奮が高まり
、さっきやっとおさまった股間に再び血液が集まる。しかし、
「ハイ、終わり。」無情の宣告である。
祐志も、文句を言いたかったが、約束の時間が迫っている。大きくなった股間をおさめないと、ゆっくり外も歩けない。
仕方が無いので、今日のところは諦めて、美沙の家を出る。

翌朝、
しばらく放出してないので、朝の股間は強烈に隆起してる。しかし手出しの出来ない状況に、泣きそうになる祐志であった。
今日こそ解いてもらおうと思い、親が出かけるのを待って、美沙の家に行く。
出てきたのは、Tシャツにピンクのスパッツ姿の理沙であった。既に汗だくになってる。
「え、姉ちゃん?朝早くから出掛けて行ったよ。」
無常の宣告である。
「ガーン、マジかぁ…」
ショックのあまり呆然とする祐志。気を取り直して理沙ちゃんと雑談する。
「で、今何やってたんだ?何か汗だくの様だけど?」
「母さんと一緒に簡単な運動してたのよね。太りたくないし…」
太るのを気にするところは可愛らしい。そうこうしてるうちに由紀も出てくる。
こちらもTシャツに黒のスパッツ姿、汗びっしょりである。
「祐ちゃんおはよう。」
「祐にぃ、折角だから上がっていきなよ。」
「こらこら、祐ちゃんに迷惑でしょ?」
由紀は一応は止めてくれる。が、別に帰っても予定も無いので祐志はお邪魔することにした。
リビングで冷たいお茶とお菓子を出してもらい、3人でくつろぐ。
いろんな雑談をしながら、祐志は考えた。
“そうだよな、美沙の母さんも超人なんだよなぁ。”
祐志は、由紀の力の片鱗を少し見たくなった。
祐志は由紀に聞いてみる。
「お母さんは、やっぱり美沙さんより力とか強いんですか?」
由紀は答える。
「どうかなぁ、まだ美沙には負けないと思うけど?」
「やっぱりそうなんですか?もし良かったら、力の強いところを見てみたいです。」
祐志は思い切って聞いてみた。
「いいわよ。じゃぁ月並みに腕相撲でもしてみる?」
快諾する由紀。
結局、指2本対両手でアッサリひねられる。由紀の強さはその一発で、十分思い知らされる祐志であった。
「参りました。」
結局、その日も美沙とは、会えず終いだったのである。

三日目、
朝起きたら、パンツがべっとりしてる。夢精である。なんだか朝から悲しい気分になる祐志であった。
今日も懲りずに美沙の家に向かう。今日は美沙も家に居た。
出迎えてくれた由紀への挨拶もそこそこに、急いで美沙の部屋に駆け上がる。
美沙はにっこり笑って出迎えてくれた。
「調子はどう?」ニヤニヤしながら美沙は聞いてくる。
「どうもこうも無いよ。ちょ、マジで何とかしてくれ!」もうぶっきらぼうな祐志である。
「残念、レディスデーが来ちゃった。」何とも無常の宣告である。
「えぇい、こうなったら力ずくで…。」相手が美沙じゃなければ、もはや犯罪者同然の祐志である。
相手が美沙なので、全力で飛びかかる。
しかし、例のごとく、アッサリ後ろ手に捻り上げられる。まぁ力勝負なら当然である。
そのまま後ろから優しくで美沙は祐志に声を掛ける。
「か弱い女の子を襲うなんて野蛮ね」
「どこがか弱いん…、アイタタタ」強く捻られて思わず声が大きくなった。更に美沙は後ろから追い討ちをかける。
祐志のTシャツの上から、優しく乳首をなでる。
「さぁて、どうしちゃおうかなぁ?」
祐志は乳首攻撃にも弱い。たちどころに股間は大きくなり、情けない声を上げる。
「ちょ、やめっ、あ…」自分の敏感さに泣けてくる祐志であった。そのまましばらくTシャツ越しの指の動きに翻弄される祐志。
股間は更に膨張し、どうも先走り液までにじんでる様だ。
しばらくすると、美沙は飽きたのか、祐志の目の前に指を立てる。たちどころに意識を失う祐志であった。

目が覚めると、そこは美沙の両親の寝室であった。
ゆったりとしたソファに座らされてる祐志、見るとどうも素っ裸である。
しかし立ち上がろうとするが、手も足も力が全く入らず動かない。どうも催眠術で完全に動きを縛られてるようである。
で、目の前の美沙を見ると、祐志の大好きな体操服にブルマの姿である。
いつ見てもむしゃぶりつきたくなる美しい肢体だが、残念ながら今の祐志は見ることしか出来ない。
まさに手も足も出ない状態である。
「どう?気分は?」
「うん、最高…、ってゴルァ!んなわけねーだろ!ちょっと何とかしてくれ!」
無駄な抵抗と知りつつも、とりあえず大声で唸る祐志。
「ちょっと待ってね、軽くストレッチしてからね…、あっ」
美沙はそっと祐志の背後に回ると、耳元でゆっくりとした声で、
「私を見てると、エッチなことを考えてしまいます。エッチな想像が止まらなくなる。
そして目はそらせなくなります。そらせなくなりますよ…。」
とつぶやいたあと、目の前でパチンと指を鳴らす。美沙はここまですると、ゆっくりとストレッチを始めた。
美沙は普通に柔軟体操をのんびり行ってるだけである。祐志も何度も見たことがあるので、とりたて珍しいことではない。
でも、今日は違った。美沙の動きの一つ一つが新鮮で、しかも、たまらなくエロチックだ。
たちまち祐志は勃起する。そのまま言葉も忘れて、食い入るように見つめる。
どれだけの時間が経ったのかわからないが、美沙のストレッチの間中、ずっと見ていた。
射精はしたいが、体が動かないし、美沙の動きから目が離せない。涙が出てきた。
やっとストレッチが終わったか、美沙は祐志に近づいて言う。
「どう?イキたい?」
「はい、お願いします。」素直な祐志である。
「じゃぁねぇ…、右手出してみて?」
すっと、右手を出す。あれ?さっきまで動かない右手がアッサリ動く。
美沙は右手をゆっくり握り締め、祐志の目の前で人差し指だけ立てさせた。で、言葉を続ける。
「じーっと見ててね…、人差し指って、すっごく気持ちいいんだよ。」と言いながら、指をなめ、そして咥えこんだ。
これが非常に気持ちいい。なぜか、自分の人差し指を這い回る美沙の舌の動きがそのまま股間に伝わるようだ。
そのまま10秒も経たない内に、あまりの気持ち良さに大量に射精してしまった。息も絶え絶えになる祐志。
そしてそのまま、人差し指への刺激だけで4度も放出にまでもっていかれた。

その後、術を解いてもらい、祐志は動ける様になったが、腰がフラフラで立ち上がることが出来ない。
「どう?楽しかった?」
「確かに気持ちよかったけど、なんだかなぁ…」祐志も何となく釈然としない。
「いいじゃん。気持ちよかったなら。」
「まあいいののかな?」当面の欲求を満たされた事で、祐志の追及も鈍る。
「でもこれ、すごく面白いね、もうしばらく罰ゲームは続行ね。」非情の一言である。
「マジで?勘弁してよ…。」
「たまには、美沙様を崇めてもらうのも楽しいかな?」
なんてニコニコしながら酷いことを言う美沙。
祐志は諦めるしか無かった。結局、夏休みが終わるまで、非情の罰ゲームは続くのであった。


つづく





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