美沙 第3話

「どう?祐ちゃんは?」由紀と美沙、母子の会話。
「好きな気持ちが大きくなる度に、力が沸いて来るの。祐志を壊しちゃいそうで怖い。」
「祐ちゃんならきっと大丈夫よ。やりすぎには注意してね。」
「Hはまだよ。」
「あらそう、残念ね。Hを重ねると、もっと大きな力が沸いてくるわよ。それからが本当の試練。壊さないように壊れないように、気をつけないとね。」
「もう、襲っちゃいそう。」
美沙は、部屋に戻ると、鏡で自分の全身を見つめる。ちょっと早熟なものの、どこから見ても、普通の女性と変わらない。でも力は溢れて来る。そして、祐志への欲望もずっとあふれ出して止まらない。
“力に溺れない様にしなきゃ”
美沙は強く決意するのだった。

小学校最後の夏休みが過ぎ、9月になった。
次の三連休、美沙は家族でおばあちゃんの実家に帰省するらしいのだが、なぜか祐志も一緒に行かないかと誘われてしまった。
予定も断る理由もないし、どうも親同士も話はついてるようだ。
家の親も美沙の家絡みの事はほぼフリーパス。親同士の付き合いも長いからか、かなりアバウトだ。
祐志は他人の家族旅行にお邪魔するという事に違和感を感じながらも、美沙との始めての旅行に胸を躍らせた。
土曜日の朝早く、田舎へ向けた車が出発する。
祐志もほとんど勝手知ったる家族の一員みたいなものだったので、普通に美沙の一家の一員に溶け込む。
美沙のお父さんとゆっくり話をした。最後に、
「家の美沙をしっかり面倒見てやってくれな。」
と頼まれたが、景気よくハイと返事したものの、心の中では、
“何から何まで面倒見てもらってるのは、俺の方なんだよな”
と思うと、少し憂鬱になる。
“そうだ、俺は男なんだから、美沙に負けないくらい立派な大人になるんだ。”
と強く誓うのであった。
結構長い時間走ったと思う。昼前に美沙のおばあちゃんの家に着いた。
近隣に家は無いことは無いのだが過疎化のご多分に漏れず、空き家が多いらしい。
家に着くと、一人の綺麗なおばさんが、笑顔で迎えてくれた。美沙のお母さんのお母さんらしい。
年齢は65歳らしいのだが、見た目はおばあちゃんと言うには若い感じがする。
祐志はしっかり挨拶をして、家に案内される。
しばらくは6人でとりとめの無い話にいそしみ、おばあちゃんの手打ちのうどんをみんなで食べた。

「二人っきりになったね。」美沙は言う。
そう、午後になると、おばあちゃん、お父さん、お母さん、妹の理沙の4人は、買い物に行ってしまった。
車に6人は乗れないからと、美沙と祐志は留守番になったのだ。理沙は留守番したかったようだが、お母さんに、
「野暮なことしちゃダメよ〜」
と、引っ張って連れて行かれてしまった。前から疑問に思ってたが、何て奔放な親なんだろう。
祐志はちょっと疑問に思ったものの、美沙と二人になれる喜びが大きかったので、深くは考えないようにした。
「うん、でも慣れない場所だからちょっと緊張するよ。」祐志は答えた。
いつもの甘いキス。キスが終わると、美沙は祐志を奥の部屋に連れて行った。
奥の部屋に入ると、美沙は扉を閉め鍵をかける。どうもこの部屋だけは、他の部屋と様子が違うようだ。
他の部屋を仕切る仕切りは全てふすまなのに、この部屋だけは、厚くて重そうな扉。しかも窓が無い。
“これは何してても外に光も音も漏れないな”
と祐志は思った。
美沙は、
「今日こそひとつになろうね」
と言いながら、再びキスをする。今度は舌の入った濃厚な大人のキスだ。
祐志はいつものようにされるがままになりながらも心の中で、新たなステージへの期待に胸を躍らせた。
美沙はいつものように、祐志の全身を上手に愛撫しながら、器用に祐志の服を脱がせてゆく。
祐志はあっという間に全裸にさせられてしまった。
まだ、無毛の股間、でも、美沙と初めてのお風呂以来、丹念にケアして、そして美沙にケアされたおちんちんは、
大きくなるとしっかり剥ける様になった。大きさも本当に小さかった半年前と比べれば、成長したように見える。
美沙の全身愛撫を受けたおちんちんは、まだ手も触れられてないまま、先走り液がにじむ。
美沙は、そこで手を止めると、
「今度は脱がせて」
と祐志に請う。
祐志は、言われたとおりに彼女の服に手をかける。まずは白のブラウスのボタンを外す。緊張してうまく外せない。
「ウフフ、ゆっくりでいいのよ。」美沙は優しく言う。
冷や汗を流しながらも、やっとボタンを全て外した。ベージュのブラがあらわになる。
可愛らしいものではなく、完全に大人のブラ。悪く言えばおばさん臭い。
「大きいのってなかなか可愛いものが無くて…」
美沙は恥ずかしがった。
次はブラ、美沙に外し方を教えてもらって後ろに回って外す。外した時にタグをこっそり盗み見ると、Eと書いてあった。
次は、キュロットスカートを脱がす。これは簡単におろせた。
可愛らしいピンクの下着があらわになる。祐志は最後はパンティを勢いよく脱がした。
これで二人とも全裸になった。彼女の裸を見るのは、二度目である。
初めて一緒に風呂に入って以降は、一方的に脱がされて射精させられるだけ。
祐志はしげしげと美沙の体を観察した。身長はこの半年で更に少し差が付いたようだ。
彼女の胸は半年前に比べて、若干大きくなったように見える。しかし垂れる素振りも無くまっすぐ前に突き出してる。
相変わらずピンクの乳首が突き出してる。
お尻はまた大きくなったようだ。そして、中央部には、密林が広く生えている。
「毛深くて恥ずかしいから、あんまり見ないで」
と美沙は恥ずかしがるが、自分の無毛が恥ずかしくなる。祐志は憧れの眼差しで、美沙の密林を眺めた。
おちんちんから更に汁が溢れる。
「はい、ありがとう。じゃあ、緊張しすぎないように、ちょっと楽にしてあげるね」
美沙は言うと、祐志を押し倒し、おちんちんを咥える。
左手で乳首を愛撫しながらのフェラ、複雑な舌の動きにあっという間に射精させられてしまった。
落ち着いた後、美沙に女性の愛撫の仕方を教わる。言われたとおりに祐志は必死に努力する。
びっしり密毛の生え揃った美沙のあそこからは、とめどなくぬるぬるした愛液が流れる。
いよいよ挿入、美沙は下に寝て、祐志を抱き寄せる。
祐志は必死になっておちんちんを挿入しようとするがなかなか上手くいかない。
二人とも汗だくになりながらも、何とか挿入を果たす。美沙は、眉間に皺を寄せながら、
「ありがとう祐志」
と言う。かなり痛そうだ。そのまま動かずにしばらく抱き合ってたが、美沙の中の温かさと粘膜の気持ちよさに射精感が高まる。
少し動かすと、こらえきれなくなって、全て中に放出してしまった。
美沙は心配そうな素振りもなく、ゆっくり祐志を抱きしめる。
出血した様で、予め用意したバスタオルに血が付く。
そのまま夕方まで、二人でまったり過ごした。祐志は大人の階段を登った気がした。

翌日になった。
今日は、以前から美沙に頼んでいた、「本気で走ったらどのくらい足が速いか」を披露してくれるという。
人前で本気で走ると目立つから、人の居ない場所に連れて行ってくれるそうだ。
そういえば、祐志が美沙に最初に憧れたのは、美沙の足の速さであった。
幼稚園から一緒だった美沙には、駆けっこで一度も勝った事がない。
特に美沙が急激に成長して以降は、並んで走ったことはないが、タイムは圧倒してる。
その上、どうも学校の測定では手を抜いているようだ。
おばあちゃん手作りの二人分の弁当を持つと、美沙と祐志は家族を尻目に、二人で出かけた。
二日続けての美沙の家族を離れた行動に、しかも久しぶりのおばあちゃんだろうに、この別行動。
祐志は少し心配したが、美沙の両親もおばあちゃんもむしろ奨励しているかのようだ。
ウチの親もどこかおかしいが、美沙の親も祐志相手にはかなり奔放で、むしろ二人の仲良くなるのを期待しているかのようだ。
“まあいっか。”
ちょっと気恥ずかしいが、祐志はその親切に甘えさせてもらった。
その時、お母さんとおばあちゃんが怪しげな笑みを浮かべていた事に、祐志は全く気付いていない。

家から歩いて40分、学校に着いた。美沙のおばあちゃんの通っていた小学校だという。
と言っても、今は廃校になってほとんど使われていないらしい。正面は堅く門が閉ざされている。
正面は若干人通りの可能性もあるので、二人は裏手に回った。
裏に回ると、少し高い壁がある。どうもこの壁を登って侵入するようだ。
美沙は壁の上方に手をかけると簡単に登ってしまった。と言っても祐志には登れそうにない。
美沙は壁の上から手を伸ばすと、
「祐志、つかまって」という。まさか、引っ張りあげるつもりなんだろうか?
右手同士をしっかり掴むと、左手で美沙の手首をしっかり握る。美沙は片手で、祐志を引っ張り上げた。
あっという間に壁の上に到達する祐志。改めて美沙の力に驚く。
「美沙に逆らったら、殺されちゃうね。」
「そうね、浮気したらバラバラにしちゃうかもね。」
美沙は相変わらず笑顔で言う。
美沙が怒っているのを見たことがないが、本気で怒らせたら本当にバラバラにされるかもしれない。
二人はそのまま学校の中に入った。
美沙にそのままついていくと、体育館の入口に着いた。表通りからは死角になっている。当然だが、鍵は固く閉ざされている。
美沙は持ってきたリュックから針金の束を取り出した。
「お母さんに教えてもらったから、何とかなると思うんだけどね」
美沙はそう言いながら、針金を鍵穴に差し込む。20秒もしないうちに、鍵が開いた。
二人でするっと入ると、鍵を閉める。美沙は内扉の鍵も難なく開けてしまう。
扉を開くと、二人で使うには広すぎる体育館が有った。ごくたまに使うらしく、埃まみれと言うほどでもない。
“それにしても、力は強い、足は速い、性格はいい、大人のまぐわいでは圧倒される、おまけに泥棒まがいの事も出来る…”
祐志はただただ驚嘆するしかなかった。そして全ての能力は祐志の前だけのもので、クラスのみんなは、彼女の凄さを知らない。
祐志は優越感に浸りながら、同時に彼女の凄さに改めて惚れ直す。

あらかじめ用意していた内履きを履くと祐志は先に中に入る。美沙はしばらくして入ってきた。
なんと体操服にブルマ姿に着替えていた。リュックの中にそんなものまで持ってきてたのかと驚いたが、
「だって、祐志、この格好好きでしょ?運動するならこの格好の方が喜ぶと思って…、」
と美沙は言う。
確かにその通り。学校では恥ずかしいからチラチラしか見れないから、改めて体操服姿の美沙をゆっくり見る。
急激に身長が伸びたせいか、体操服のサイズは若干余裕がなく微妙に合ってない。
水泳をやっていたからか肩幅はしっかりしていて、大きな胸が目立つ。
そして、濃紺のブルマはお尻が大きくなったので買いなおしたらしい。小学生にしては立派過ぎるほどの大きさだ。
祐志は、昨日の裸を思いながら、今の美沙を舐める様に見つめた。股間に血液が充満し始める。
「ウフフ、えっち。でも今日はそんな余裕ないかもよ。」
美沙はやんわりというと、
「さぁ、準備体操ね。怠って怪我しちゃ大変だから。」
と続けた。
簡単な屈伸の後、アキレス腱をゆっくり伸ばす。その後は床に座って柔軟体操。
まずは座った美沙の後ろから押す。
美沙は昔バレエをやっていたせいか足を閉じて伸ばしてもお腹が足にぴったり付くし、開脚も180度可能、
足を開いても体が床にぴったり付く。こちらの補助なんて要らないくらいだ。
でも、とりあえず悔しいから、全身を使って美沙を押さえつける。美沙は余裕で体を折り曲げると、
「もう、エッチね。何か当たってるみたいよ。交代した後が楽しみね。」
と余裕だった。気が付けば美沙に密着していたせいか、祐志は勃起してた。
二人っきりだしあまり恥ずかしくは無かったが、祐志は自分の生理現象に若干戸惑いを覚えた。
「さて、交代ね」美沙はそう言うと、祐志が体を押さえてるのも関わらず、軽く体を起こした。
祐志の補助は全く関係ないかのようだ。
「あ、今日はお医者さんに柔軟体操は止められてるから遠慮しとく。」
無駄だと思いつつも、とりあえず言い訳してみる。当然通用しない。
美沙は祐志を座らせると後ろから祐志の膝を押さえた。美沙に押さえられると身動きが取れない。
「さて、ゆっくりいきましょうね」
美沙は優しい声で祐志に言うと、体を使ってゆっくり押し始めた。
祐志は背中に当たる、美沙の胸の感触に心が奪われた。股間に更に血が集まる。祐志は天国の気分を味わっていた。
しかし…、
だんだん抑える圧力が強くなってくる。ゆっくりだが確実に体が折り曲げられていく。
「アイテテテテ」
祐志は思わず叫んだ。
「大声はダメよ。外に聞こえたら、誰かが来るかもしれないから…」
美沙は言う。祐志は声を出すのを我慢した。
そのうち更に圧力が強まる。股間に集まっていた血液も一気に分散する。
あまりの痛さに、美沙を押し返そうとするが、美沙はビクともしない。
「ごめ、ちょ、参った。ギブギブ」
美沙は、余裕の笑みを浮かべながら、
「ハイ、終了。」
やっと終わった。と思ったら…、
「次は開脚ね。」
今度は、祐志の膝を捕まえていた両手を押さえつけたままゆっくり開いていく。
「あ、痛っ、ちょ、勘弁して」
祐志は押し殺した声で許しを請う。当然聞き入れてもらえず、やっぱり押さえつけられる。
美沙の力で掴まれると、祐志は人形も同然。そのまま柔軟体操という名のおもちゃ扱いはしばらく続いた。
全て終わったときには、全身汗だくだった。祐志は準備体操だけで疲れ切ってしまったのである。

しばらく休憩の後、やっと一緒に走る事になった。端から端まで使えば、結構な距離が取れそうだ。
「本気で走るのは初めてだしなぁ…、とりあえずハンデは要るよね。」
と美沙は言うと、その場で倒立を始めた。
「その体勢からでいいの?」祐志は聞くと、
「いいよ。」美沙は逆立ちしたまま余裕の返答。
で、ヨーイドンでスタートした。
好スタートから一気に加速する祐志。しかし、半分も進まないうちに、一気に美沙にかわされてしまった。
そう長くない距離なのに、一気に引き離される。
彼女のフォームの美しさを堪能する暇も無く、さっさと美沙はゴールしてしまった。
少し後にゴールする祐志。彼女のあまりの速さに、驚きの余り言葉も出ない。
美沙はにっこり笑うと、
「こんな速かったのね。びっくりした。」
と自分でも驚いてる。
「凄いね。ひょっとして、記録狙えるんじゃない?」
祐志は言った。でも、美沙はお決まりの返答。
「みんなには絶対内緒だからね。言ったら…、柔軟体操5時間ね。」
もちろん、祐志も言うつもりは無い。二人だけの秘密。
「次は、鬼ごっこしよっか?」美沙は言う。
「鬼ごっこって、さっきの走りを見せられて鬼ごっこって、いじめじゃん?」
「いいのいいの、私が鬼になるから。」
仕方が無く祐志も従う。とりあえず、遠く離れたところから、美沙の様子を伺う。
「じゃ、行くよ」
というと、勢いよく祐志に向かって走り始めた。
美沙はまっすぐ近づいてくる。日ごろ学校で見る、軽そうな走りでは無くダイナミックなフォームで一気に迫ってくる。
祐志は逃げるのも忘れて、つい見とれてしまった。
「ハイ、タッチ。次は祐志が鬼ね。」
美沙は、祐志を捕まえると、今度はいつもの軽そうな走りで、祐志から離れていく。
軽そうな走りといっても、50mで祐志より1秒以上速い。祐志は頑張って追いかけた。
しかし、どこまで追っても捕まらない。軽く走ってても離れていくし、たまにピッチが上がると、グングン離される。
立ち止まって手招きはしてくれるのだが、すんでの所でかわされると一気に自分から遠ざかっていく。
しばらく美沙は逃げていたが、また鬼をやりたかっただろうか、立ち止まるとタッチさせてくれた。
今度は祐志が逃げる番だ。と言っても、最初から絶望感にさいなまれる。
でも、美沙と二人きりだし、楽しくないわけでは無いので頑張って逃げ始める。
短距離は遅いものの持久走は苦手じゃない。美沙は、
「待て〜〜」
と緊張感の無い声で、祐志を追いかけてくる。どこまで逃げても、すぐ後ろをぴったり付いてくる。
時折、すっと風のように祐志を追い越すと、前に立って道を塞ぐ。
「はいはい、捕まえちゃうよ〜〜」
もはや、完全に遊ばれている。祐志はしばらく必死で逃げたが、だんだんヘトヘトになってきて、ついに力尽きてしまった。
大の字に寝転がる祐志。
「参った」
それしか言えなかった。完全に息が上がってしまった。
対して美沙は、汗はかいているものの、呼吸の乱れは全く無く、まだまだ余裕のようだ。
瞬発力だけでなく、持久力でも美沙には全くかなわない様だ。

その後は、体育館で二人で弁当を食べた。
昼食が終わった後、用具倉庫を二人で物色した。中から、埃まみれの握力計が出てきた。
どうも使えるようだ。二人で測ってみる。
祐志は、右15s左13sだった。かなり古いのか、普通の握力計より硬い。美沙に渡す。
美沙は、
「内緒だよ。」
と言いながら、握力計を握り始めた。結構本気で力を込めているようで、柔らかそうな腕がプルプル震える。
右65s左59sであった。どうりで力でかなわない筈だ。小学生離れしてる。
美沙は握力計を置くと、ゆっくり祐志を抱きしめた。
「この握力も二人だけの秘密よ。」と言いながら、目を閉じる。
そのままキスした。
狭い倉庫の床に寝かされる。いつものとろける前戯の後、美沙は祐志への前戯だけで濡れる。
そのまま騎乗位でのセックス。美沙は初体験を終えたことの安心感からか、祐志への思いが爆発したのか、激しく腰を振る。
何ら抵抗する事も反撃する事も出来ず、美沙の下で悶える祐志。
抜かないまま、3度中で放出した。3度目の放出の後、祐志は力尽きてしばらく動けなかった。
初めてのセックスから1日にして、大人の快感を覚える美沙。そして、暴力的な快感の前になすすべなく屈する祐志。
しばらく二人でゆっくり休んだ後、来た道をまた歩いて帰った。
美沙は祐志から精を搾り取ったせいか、充実したみずみずしい表情をしている。
祐志は、ハードな1日を過ごしたからか、かなり足取りが重い。来た道が倍以上の距離に感じる。
しばらく歩くと、膝が震えてきた。ちょっと休憩を請う。
美沙は、
「しょうがないから、おんぶしてあげる。」
とは言ってくれたが、さすがに同級生の女の子におんぶしてもらうのは恥ずかしい。断ろうとはしたのだが、
「誰も見てないし、まあいいじゃん」
美沙はそう言うと自分のリュックを胸にかけ、祐志を背負った。
かなり恥ずかしいけど、美沙の背中は心地良い。祐志は疲れのせいか、美沙の背中でいつの間にか眠ってしまった。

ふと目が開く。真夜中だった。どうも美沙の背中からそのまま、ご飯も食べずに今まで寝てしまったらしい。
“ということは、あのまま美沙の家族みんなに、恥ずかしい姿をを晒してしまったのか”
祐志はさすがに恥ずかしくなった。
トイレに行くと、気が付いたのか美沙のお母さんも出てくる。祐志は遅い晩御飯を食べさせてもらう。
「本当に恥ずかしい、ごめんなさい。」祐志は由紀に謝ると、
「本当に気持ちよさそうに眠ってたから、みんな起こさなかったのよね。ごめんね。」
お母さんは、本当に申し訳なさそうに言う。
祐志は、その後風呂に入って、もう一度床に入った。まだ疲れが取れてなかったのだろう、あっという間に再び眠ってしまった。
翌日は普通に何事も無く、美沙の家族と一緒に行動した。今日で連休も終わる。
三日間美沙の家族と一緒に過ごしたが、もはや家族同然の扱いで、一家の中に祐志が入っても何の違和感も無い感じだった。
祐志は三日間の出来事を家に帰って思い起こす。
考えれば考えるほど、美沙への思いは募るのだった。


つづく





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