美沙 第8話

自分の部屋で、机の前で想いにふける。
最近ふと思う。以前美沙を怒らせて、あの広い部屋でバキバキに痛めつけられたあの日のことを…、
復讐したいとか、反撃したいとかのネガティブなものじゃなくて…、
あの日のことを思い出すと、勃起してしまう。
“ひょっとして、俺ってMなんだろうか?”
そう思いながらも、Mってどんなものかよく分かってない。
ただ、無残に敗北すること…、
あの時は辛かったのだが、今思うとなぜか非常に興奮する。
“明日、美沙に相談してみよう”
祐志は決意するのだった。


祐志と美沙は高校1年になった。二人は家から自転車で20分の公立高校に入った。
公立とはいえ、その地域では1番の進学校だ。二人で勉強を頑張って、難関を突破したのだ。
高校に入ると同時に、二人は交際を隠すのを辞めた。
もちろんあからさまに交際を強調したり、無理やりツーショットになったりのような、バカップルみたいな事はしなかったが、
毎日自転車で一緒に登校した。周りに聞かれても素直に交際を認めるようになった。
祐志はついに美沙の身長を追い抜いた。といってもわずか3pなのだが…、
祐志は身長171p、美沙168p。祐志の人生で初めて、美沙の目が自分の目より低い位置にある。
筋力は相変わらず男子でも弱いほうだが、運動能力も高校に入って一気に伸びた。50mも7.4秒で走れるようになった。
対して美沙は、学校で見せる筋力運動能力のスペックは、女子の中では相変わらず上位の数字を出し続けてる。
50mが7秒6で、握力が右38左36.。
祐志は、高校では運動部には入らず、放送部に入った。
体育会系は拘束時間も長いし、特にスポーツで大成するほど運動能力が優れていたわけではないので、楽な文化系に入ることにした。
美沙は、最初のスポーツテスト以後、いろんな運動部から誘われたようだが、やっぱり美術部に避難した。
その、二人の高校1年、梅雨の入口の話である。


「ふーん、いじめられて興奮かぁ…、」美沙は言う。
学校の帰り道、二人で自転車で並んで河川敷を走る。少し遠回りでは有るが、信号が無いので、楽に走れる。
「俺って変態さんなのかな?」
祐志も答える。ちょっと恥ずかしいが、美沙相手なら素直になれる。
「うん、変態さんね」美沙も笑顔で答える。結構傷つく。
「何か祐志を痛めつけるのって、気が進まないな…」
「俺も怖いよ。でも、ふとあの美沙が怒った日のことを思い出したりするんだよね…、」
美沙はしばらく考えた後、祐志に言った。
「うん、わかった。やってみる。ただし…」
「ただし…?」
「その日1日は、途中でマイッタしても手は緩めないよ。それでもいい?」
怖い条件である。でも好奇心が勝る。祐志は迷うことなく答える。
「いいよ。まぁ殺されることは無いだろうし。」
「肋骨3本くらい折っちゃうかもね。」
美沙は笑いながら言う。本気を出せば肋骨3本じゃ済まないだろう。祐志は期待と不安を同居させながら週末を待った。

日曜日、祐志はTシャツに短パンのラフな格好で美沙の家の広い部屋に向かう。
そこには美沙が待っていた。そして…、
「祐にぃ、おはよう。」
「あれ?理沙ちゃんがなんで?」
「姉ちゃんに誘われたんよね、ストレス解消しない?って」
祐志は目を丸くした。どういうことだろう?美沙は説明する。
「理沙も、運動神経は抜群なのよね。異能力を持ってるわけでは無いんだけど、
それでも普段は人前では能力を隠してるのよね。家族のために…、」
「で、まさか…、」
「そう、理沙も力を披露する場所が無いから、ここで祐志に実験台になってもらおうかなと思って…」美沙は言う。
「大丈夫、祐にぃ、理沙は姉ちゃんと違って化け物じゃなくて、普通の人間だよ。」
「化け物とは失礼ね。」美沙も笑う。
“そういえば、能力を受け継ぐのは、上の子だけだと言ってたよな?”
そんな話を祐志も思い出す。
「祐にぃが、体操服好きって聞いたから、ちゃんと着ておいたよ。」理沙が言う。
「ちょ、そんな恥ずかしい趣味まで、理沙にばらしたのか…、」祐志も赤面する
「祐にぃもエッチねぇ」理沙も笑う。
祐志は改めて、美沙理沙の姉妹をじっくり眺めた。
理沙は、美沙も着ていた小学校指定の体操服に紺のブルマ、
美沙は高校指定の学年色のグリーンのラインを首まわりと腕周りに配置された体操服に、
同じく学年色のグリーンのブルマのいでたち。体操服は祐志の好みである。更に二人のスタイルをじっくり眺める。
美沙は、身長は168pで止まった。中学の頃の一時期はかなり肉付きが良かったが、今は太めも解消され、
かなり良いプロポーションになっている。肩幅はやや広く、胸もEカップの巨乳が、高い位置に留まっている。
腕は女性特有の丸みを帯びながらも適度な太さ、ウェストのクビレが少ないのは体育会系女子では良くあること。
標準より若干大きめのお尻にたくましい太もも、
ふくらはぎだけは唯一、スポーツの出来そうな筋肉質の気配をはっきり漂わせてる。
股下はどう見ても祐志より長い。相変わらず惚れ惚れするようなプロポーションだ。
対して理沙はというと…、
身長は160pだそうだ、当時の美沙よりは背が高く同級生の中ではかなり長身の部類だろう。
お尻が若干大きめでたくましいのはどうも血筋のようである。
しかしそれ以外の部分はスマートで、胸も当時の美沙と違って、ぺったんこのようだ。どう見てもブラは必要なさそうだ。
手足も長く細い。ただ、男性のようにゴツゴツ感は無いものの、全体的に細いので、
腕や太もも、ふくらはぎの部分に筋肉質な雰囲気を漂わせている。いかにも運動神経が良さそうな雰囲気が漂ってくる。
「いつまで見てんのよ、祐にぃ」
理沙に言われて、はっと我に返る祐志。
さすがに理沙ちゃんの前で勃起させるのは恥ずかしいから、股間に血が集まりそうになるのを必死で押さえる。
「まずは準備体操ね。」美沙が言う。
祐志と美沙の中では定番のいたぶりメニュー、柔軟体操だ。
美沙も理沙も、幼少時にバレエを習っていたので、体は柔らかい。二人とも楽々柔軟を済ますと、いよいよ祐志に襲い掛かる。
と言っても、美沙は最初はただ見てるだけ。
理沙は足を伸ばして座ってる祐志の背後に回ると、祐志の膝を両手で押さえ、体重をかけてくる。これがかなり強い。
「イタタタタ…」
祐志は痛みに思わず声を漏らす。しかし払いのけようとしても押さえる力が強いのか、押し返すことが出来ない。
まさか、小学生の女の子に筋力で負けるのかという敗北感が漂う。
そのまま、恐怖の柔軟体操は続く。
結局いつものおもちゃ扱いは、途中から美沙も合流しそのまま続いた。終わったあとは、既に汗びっしょりになった。

「祐志、次は理沙と腕相撲してみて。」美沙は言う。
“さっきの感じからして、ひょっとしたら負けるかも…?”
祐志の頭を嫌な予感がかすめる。台が無いので二人で寝そべって腕をあわす。
「祐にぃ、6年生の女の子に負けたら恥だぞ」
と理沙は笑ってる。しかし組んだ腕からは、強さがひしひしと伝わってくる。
「レディーゴー!」
スタートと同時に全力で、右手に力を込める。二人の両手はがっちり組み合ったまま、微動だにしない。
しかし膠着状態が続いていたが、徐々に劣勢に立たされる。理沙の顔を見ると必死に力を込めているようだ。
そのうちだんだん疲れてきた。傾きが徐々に大きくなってくる。結局、敗れてしまった。
祐志の右手の上にはしっかり理沙の右腕が乗り、押さえつけられた形となってしまった。
「祐にぃ、弱っ」
「えっ、理沙ちゃん強すぎ。」
「ちゃん付けは失礼ね。今日からは理沙さんと呼んでもらおうかな?」
理沙は余裕の表情である。
「小学生の女の子に負けた…、」ショックで凹む祐志。確かに祐志は腕力は弱いほうなのだが、
それでも小学生の、しかも女の子に敗れたのはショックである。
「ようし、左手で勝負だ」祐志は負け惜しみに反対の手を差し出す。理沙は余裕の顔立ちで左手を差し出す。
握った瞬間負けを覚悟するような強さを感じたが…、
美沙の合図と共に、祐志は全力で押し込む。しかし…
理沙の腕はやっぱり押し込めない。ふと見ると、理沙の細い左腕は力こぶが可愛く膨らんでる。こんな細い腕に負けてられない。
祐志は左手にありったけの力を入れる。
対して、理沙も表情は真剣だ。
しばらく中央部で動かなかった組み合った腕が徐々に動き出す。じりじりとゆっくり祐志の左手は劣勢に追いやられる。
「祐志頑張れ〜」美沙も応援してくれるが…、
徐々に祐志を追い詰める理沙の左腕、美沙に頑張れと言われても、もはや地面と平行に近いところまで押し込まれている。
祐志も全力で押し返すが、奮闘むなしく、やっぱり理沙の手によって祐志の左手は地面へ押し付けられた。無残な敗北である。
「祐にぃ、弱すぎじゃん?」
理沙は笑う。祐志はショックのあまり言葉も出ない。
美沙は冷たい笑顔を向けながら、
「祐志、弱いね…、」
ぽつりと言った。それが一番堪えた。

その後は理沙の提案でプロレスごっこをすることになった。
腕力では不利なものの下半身は中学時代にサッカーで鍛えたのでそうそう負けないはず。
祐志は一縷の望みを託しながら受けて立つ。
「理沙、怪我させない程度にね。」美沙は理沙に言う。
「はいは〜い」理沙は余裕の返答だ。頭にくる。
「祐志、気をつけてね。理沙にはちょっと組み方とか教えたから…。」美沙は祐志にも言った。
改めて、理沙の正面に立つ。自分より背は低く細いにも関わらず、威圧感がある。さっき腕相撲で負けたせいだろうか?
祐志は、美沙の腰めがけてタックルを放つ。小学生相手に大人気ないが、さっきの敗北も有り、もはや全力だ。
祐志は倒す気でタックルに行ったのだが、理沙は左足を後ろに下げ半身の体勢で祐志のタックルを受け止める。腹筋が硬い。
倒れなかった。祐志は全力で押し込むが、理沙は倒れないし、後退もしない。
そのうち理沙は上から圧力をかけて来て、祐志はうつ伏せのまま地面に押しつぶされてしまった。
理沙は、祐志を押さえたまま、すばやく体勢を変えると、祐志の右腕に手を差し込んで祐志の体を裏返す。
そのまま腕ひしぎの体勢に入った。ここまで電光石火の早業である。なすすべなくギブアップする祐志。完敗である。
「祐志、理沙に勝つまで頑張ってね。」美沙は言う。
「祐にぃ、勝負はこれからよ。」理沙も合わせてにこやかに言う。
祐志は仕方なく理沙と再び向かい合う。今度は向かい合ったまま考える。
“腕力では勝てない…、タックルも通じない…、“
しばらく考えてたが、その悩みは突如断ち切られる。
「今度はこっちから行っちゃうね」理沙は言って構える。隙の無さそうな格好だ。
そして、ゆっくり理沙は動き出し、だんだん近づいてくる。自分より背が低いのに凄い威圧感だ。
しかし、突然視界から一瞬理沙が消える。とっさに身構えたが、理沙の動きは速かった。
「グヘェ」
祐志は腹に衝撃を受けて、思わずうめき声をもらす。理沙のタックルが入ったのだ。
中学時代鍛えた腹筋も鎧の役割を果たさない。理沙は祐志の腰を掴むとそのまま祐志を持ち上げる。
なすすべなく足をバタバタさせる祐志。腕を振りほどこうとするが、理沙の腕はほどけない。そのまま仰向けに寝かされた。
そのまま馬乗りになる理沙。動きが恐ろしく速くてついていけない。
「さて、どうしちゃおうかな?」
理沙は余裕の表情で祐志を見下ろす。祐志は理沙を押しのけようとするが、
体重50sも無い体の筈なのに、どうしても押しのけられない。祐志はやけになって下で暴れる。
「もう大人しくしなさい。」
理沙はそう言うと祐志の左手を取り、あっという間に体勢を変えると、足で祐志の首を挟む。三角絞めだ。
こうなるとどうしようも無い。祐志は頬に伝わる理沙の太ももと目の前に迫る理沙のブルマに思わずうっとりする。
しかし理沙は
「祐にぃのエッチ」
というと、締め付けをきつくする。快楽から一転、苦痛に変わる。やっぱりギブアップとなってしまった。
しかし、理沙は放してくれない。
「ちょっと、エッチな祐にぃ、いじめちゃうね。」
と言いながら、絞めは解かない。頚動脈を押さえると落ちるのかもしれないが、
理沙は上手く外しながら、祐志に苦痛を与え、追い詰めていく。
祐志は苦痛のあまり涙が漏れる。ついに高校生が小学生の女の子に泣かされてしまった。かなりの屈辱である。
泣きが入るとさすがに理沙も絞めを解いてくれたが、そこでトドメの一言である。
「祐にぃ、弱っ」
そう言われても言い返す言葉が無い。

「弱いから理沙が鍛えてあげるわ。でも、その前にちょっと休憩しよっか?」
とりあえず、一息入れさせてくれた。ちょっと精神的に落ち着く祐志。しかし…、
ふと気付くと目の前に人差し指が差し出される。
「はい、じっと見て…」
祐志はじっと見たあと、しばらく意識が飛んでしまった。
パチンと指を鳴らす音が聞こえて目が覚める。目の前には理沙ちゃんの笑顔。
「理沙でも掛かっちゃったね、祐にぃ。」
「祐志ゴメンねぇ。理沙にちょっとコツを教えちゃった。」美沙が言う。
「小学生の女の子に操られる気分はどう?」理沙ちゃんはニヤニヤしながら聞いてくる。
あっ、と返事をしようと思ったが声が出ない。またこれか…、
「これからは、もうちょっとハードに行こうと思って…、叫ばれると困るから…、じゃあ再開ね。」
理沙はそう言うと、祐志に寝技を仕掛ける。
闘争心を折られ、敗北感にさいなまれた祐志は動きも鈍く、理沙のなすがままになった。
さまざまな寝技を駆使する理沙にいい様に追い詰められる祐志。逃げようにも、とにかく動きが速く、
あっという間に理沙有利の体勢に持ち込まれる。やんわりいたぶられてる内に、祐志はつい勃起してしまった。
理沙はそれを見ると、美沙に聞く。
「姉ちゃん、どうしよう?」
「がっちり絞めたらおさまるよ。」美沙の冷酷な一言。
理沙は力を入れて祐志を絞め上げる。そうするとおさまったようだ。
結局、その後も理沙の鍛錬と称してのいじめは続いた。小学生の女の子相手に身も心も完全に圧倒され、
恥も外聞も無くポロポロ涙をこぼす祐志。喋ることが出来ないのは、かえって良かったかもしれない。
今声を出せたら、情けなく懇願してしまう所だったろうから…。
全て終わった後、理沙は帰り際に…、
「祐にぃ、ゴメンね。また遊んでね」
と、笑顔で言い残し自分の部屋へ去っていった。
“理沙ちゃんにも一生勝てない…”
大きな屈辱が心の奥底にまで刻まれる。祐志は劣等感で胸が張り裂けそうになった。

「さて…、」
理沙を見送った美沙がいつもと変わらぬ笑顔で祐志に言う。
「これで終わりなんて、思ってないよね?」
笑顔だが、内容は強烈だ。
「まだ私は、何もしてないのよね…」
確かに美沙の言うとおりだ。ここまでが準備体操だったのかと祐志は焦った。
「ごめん、もう今日は終わりにしよっか?ちょっとこれ以上は限界…」
祐志はジョークを言う余裕も無く、涙目で美沙にすがる。しかし…、
「途中でやめない約束よね?」
確かにそんな約束をした。
「じゃあ、場所を変えよっか?」
美沙はそう言うと、祐志を連れて両親の寝室へと移動した。
部屋に入ると、美沙は祐志をベッドに寝かす。そして、祐志のサイドで立ったまま、優しく言った。
「いつもね、私とのエッチって、祐志満足してるよね?」
祐志は無言で続きを聞く。
「今日は私をいっぱい満足させてほしいの…、」
美沙はそう言うと、ブルマとパンティを脱ぎだした。そして下半身裸になると、祐志の顔面に跨って、祐志を見下ろす。
祐志は下から美沙の秘部を見上げる。最近やっと生えそろった祐志とは違い、
前から菊穴に至るまでびっしり生え揃った密度の濃い美沙の秘毛。それがだんだん自分に近づいてくる。
近づくにつれ、秘毛の間から顔を覗かせる鮮やかなピンクの秘部とやや大きめの突起物。内部は怪しく濡れて光沢を放つ。
美沙は祐志の顔に自分の秘部を押し付けてしまった。完全に跨られた格好で息の詰まる祐志。
「うぅうぅ」
と息も絶え絶えだ。美沙は冷たく言う。
「満足させてね。」
祐志は息苦しさから逃れるために必死になって舌を動かす。動かせば動かすほど美沙の秘部からはどんどん愛液があふれ出る。
最初は皮を被っていた秘豆も表に表れ、段々大きくなってきた。しばらく舌を動かしていたが、祐志の舌は短い。
だんだん疲れてきたので一旦休憩する。
しかし、祐志の舌が休むと、美沙は祐志の両足を手元に引き上げ、無防備なお尻に強烈な張り手を入れる。
「いたぁ」
祐志はついに泣きが入ってきた。
痛さと恐怖心で祐志は再び一心不乱に舌を動かす。
それにしても愛液はとめどなく流れ出るのに、いつまで経っても美沙は満足しない。もう祐志の顔全体もベトベトだ。
舌の動きが緩くなると、容赦なくお尻を叩かれる。そこにはいつもの優しい美沙は居ない。
居るのは発情をそのまま全力でぶつけ、快感をむさぼる一人の女性だけ。
祐志は必死になって頑張っていたがついに口の筋肉が疲れてきた。
美沙も動きの物足りなさを感じたんだろう、今度は祐志の上で秘部を押し付けながら激しく動く。顔が潰されそうになる。
そのまま力強く圧し掛かられたら、祐志の頭蓋骨は砕け散るかも知れない。
祐志は恐怖感にさいなまれながら、舌だけはしっかり出して、自分の舌を噛まない様にするので精一杯だった。
そのまま苦行のような顔面騎乗のまま長い時間が経つ。呼吸をするのも困難な状況で祐志の顔を蹂躙する。
どれくらい時間が経ったろうか、ついに美沙も満足したんだろう。
「イク」
と小声で言った後、やっと動きが止まった。そして祐志を解放してくれる。
いつもそうだが、美沙の家で開放される時は、疲れきってフラフラだ。
美沙は愛液でベトベトの祐志の顔を綺麗に拭くと、祐志の横に座る。そこにはいつもの温和な美沙の姿があった。

落ち着いた後、美沙は祐志に聞く。
「どうだった?」
「今日は参った。」祐志は今の心境を正直に答えた。
「普段の私とどっちがいい?」
「うーん、たまには奉仕させられるのもいいかな?」と言いながら祐志は話を続ける。
「いつもイかされるばっかりだから、たまには満足行くまで俺を使ってくれるのもいいかな?なんて。」
美沙は祐志を見つめると、優しく答えた。
「私はね、肉体的な快楽より、祐志が気持ちよくなってくれるほうが満たされるのよね。
祐志が快感を感じてくれるのが本当に嬉しいの。」
「ふーん、わかったようなわからんような…?」
「祐志が本当に満たされるなら、SM女王様にもなれると思うけど、あんまり好みじゃ無いのよね…。」
美沙は続ける。
「結局、普通が一番よね。」
「こっちが一方的に気持ちよくなるのも、なんだか普通じゃないような…?」
祐志は答える。
「まぁ、気にしない気にしない。」
美沙は明るく笑うのであった。
そのあと、二人でエッチした。美沙は心身ともにボロボロの祐志を気遣い、上からやさしく責める。
美沙の手馴れた行為に、祐志は一向に慣れることなく翻弄され、美沙の中に幾度も精を放つのであった。
全てが終わって、帰る間際、理沙ちゃんも見送りに出てきた。屈託の無い笑顔で祐志に言う。
「祐にぃ、本当に今日はゴメンね。」
「あぁ、いいよ。今日は付き合ってくれてありがとう。」
一応礼を言う祐志。
「また今度、ゆっくり道場で遊ぼうね」
「遊ぼうねって、また実験台かよ。」
祐志も笑顔半分で答える。実際はもう懲り懲りだが…。
「あと、催眠術の実験台もよろしくね」
「それだけはマジで勘弁してくれ〜」
祐志は逃げるように美沙の家を後にする。あの姉妹には本当にやられっぱなしである。
でも、一方的にやられるばかりも悪くは無いかなと祐志は思った。


つづく





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