プリズン筋肉 〜シーズン1

私は犯してはならない罪を犯してしまった。
それも、この現実離れした凶暴な肉体のせい。
今、私の両手首に掛けられているこの手錠ですら引き裂くのは容易なことだ。
試しにさっき右の前腕に力を込めてみたが、
きつく締められた手錠は私の手首の膨張にさえギチギチと悲鳴を上げた。
目の前の護送官に安心を託しているはずの鋼鉄の手錠は
私の手首が肥大していく圧力にすら耐えられないのだ。
わかると思うけど、手首の太さなんてそうそう変わるものじゃないわ。
しかも、私の前腕はそれまでかなりルーズだった護送用の
味気ない白い服を突き破らんばかりにまで巨大化している。
更に力を込めていけば破れてしまうのは必至だ。
私はこの常人離れした怪力とその証明である肉体を誇りに思っていた。
そう、あの瞬間までは。

・・・しかし今、私は大人しく服役する道を心に決めたのだ。
これ以上のトラブルは起こしたくない。
幸い、薄暗い車内では護送官も私の体の変化には気がつかなかったらしい。
車内に響くエンジン音も手錠の悲鳴をかき消した。
私は今、ある凶悪犯を専門に収容する刑務所へと護送されている最中だ。

長い移動の最中に、私は迂闊にも「伸び」をしてしまった。
まさかとは思ったが、その時手錠は千切れてしまった。
無意識の行動だっただけに、ブチッという金属音に私は驚いた。
しかし、それ以上に驚いたのは護送官だった。
目の前の少女がいとも簡単に手錠を引き千切ったのだ!
言い忘れていたけど、私、顔とスタイルには結構自信があるの。
その辺のグラビアアイドルなんか比較にならない・・・
って言うと、言い過ぎかもしれないけど、
普段はちょっとぽっちゃりしているだけのかわいい女の子って感じだから、
街でもよく声を掛けられたわ。
何しろ120センチMカップの爆乳なんだから、
男の子の視線は嫌でも私に釘付け♪
とはいえ半分は大胸筋で水増ししたおっぱいなんだけど・・・
だけど、半分は本物なんだからね!!

あわててホルスターから拳銃を引き抜いて、
無線機で運転席と連絡を取ろうとする護送官に
私もすっかり動転して、顔面に一発お見舞いしちゃった。
一緒に叩きつけられた無線機もろとも護送官の顔面は粉々になり、
残りの部分は一瞬のうちに、命を失った肉の塊と化してその場に倒れた。
ますます動転してしまった私は「あの時」と同じ行動に出た。

 極太の両腕と自慢の爆乳で護送官だったものを抱きしめる。
 丸太のように太くなった腕と豊満すぎる乳房に圧迫されてバリバリと骨が砕けていく。
 その後で、今度はおびただしい量の血液や体液があふれ出てくる。
 あの時とただ1つ違うのは、私が全力を出していないこと。
 白かった衣服は既に真っ赤に染まっていたが、
 何故か服を破いてはいけないという理性だけが冷静に働いていた。
 全力を出せばこんな服は一瞬で破け散っててしまうからだ。
 全力の1割に満たない力で慎重に体を擦り潰していく。
 こんな行為に性的な快感を覚えてしまう自分の変態ぶりに嫌気が差しながらも、
 私は次に、もうただの肉の塊になってしまった彼を爆乳の間に押し込んでいく。
 もともとパツンパツンだった胸元は、さすがに耐え切れずビリビリ音を立て破れていったが、
 私は跡形もなく彼を「始末」することに成功した。
 大胆にはだけた爆乳はシャツを物凄い勢いで押し上げて
 それでも入りきらない部分が上から下から溢れ出し深い谷間を作っていた。
 無論、その谷間の中に「彼」がいるのは言うまでもない。

 彼の始末が済んだ頃、首尾よく車は刑務所に到着したようだ。
 銃を構えた所員が後方の扉を開けて、私に出てくるよう促した。
 私が車を降りると、その場にいた全員が凍りついた表情をしていた。
 腰を抜かしてその場に膝を着いた者もいたし、中には失禁している者もいる。
 「こんにちは!今日からお世話になる守山希美子です。よろしくお願いします♪」
 お辞儀をしながら、私は赤いドレスからこぼれ落ちそうなMカップを更に強調した。
 いや、いまはもっと中に詰まってるからMカップどころじゃないはず!
 どのくらい大きいのかはあなたのご想像にお任せします(笑)
 とにかく、今はこの凄惨な状況を少しでも和らげることが先決。
 案の定、前屈みになってモジモジする者も現れた。
 ここぞとばかりに、私は後ろに手を組んで、
 今度は前方に推定150センチの爆乳を突き出してユサユサと揺らして見せた。
 「うふふふふ・・・」
 調子に乗っていると、今度は服の方が悲鳴を上げ始めた。
 もしここで服が破ければ、爆乳と一緒に「彼」が飛び出して全てが水の泡だ。
 私はあわてて両腕で爆乳を包み込んだ。
 しかし、この時少し力んでしまった。

 それだけだったが、私の両腕は爆発的に盛り上がって
 肩から下の袖を簡単に引き裂いてしまった。
 屈強な護衛官たちの足回りほどはあろうかと言う上腕二等筋があらわになる。
 腹筋も見事に6つに割れてしまっている。

 悩殺ムードが殺戮ムードに変わる。
 「おい、村田はどうした。」
 護衛官たちのリーダー格らしい男が声を上げた。
 背が高くて筋骨隆々。
 なかなかいい男じゃないの。村田とはあの護送の男だろうか。
 胸元を指差して挑発したかったが、それは自重した。
 「知らないわよ。私がちょっと伸びをしただけで手錠が切れちゃうんだもの。
 恐れおののいて車から飛び出したわ」
 半分嘘。半分本当。
 リーダー格の男は半分嘘であることを察したようだが・・・
 「あぁ?伸びをしただけで手錠が切れるはずないだろう。
 だが、その自慢の怪力で手錠を引き裂いたのは嘘じゃないみたいだな」

 一同の視線が私の手首に集まった。
 ここで、手首の筋肉肥大のみによる手錠破壊ショーを披露しても良かったが、
 これ以上騒ぎを大きくしたくない。
 「自慢じゃないが、あれは俺も腕力だけで引き千切ることが出来る。
 そこで、お前には特注の手錠をプレゼントしてやろう。
 1トンの衝撃に耐える奴だ。心配するな。拳銃で撃っても壊れない。」
 私の隣りにいた護衛官が、さっきのとは違う色の手錠を手首に掛ける。
 3本も・・・!!
 「念には念をって奴だ。何しろここは凶悪犯ばかりが集まってるからな。
 さまざまな前例があるんだ。女の子にこんな真似をしたくないが、
 実際問題、現場の職員が一人行方不明になってるんだ。勘弁してくれ。」
 さすがに、3本ならちょっとやちょっとでは外れなさそうだ。
 だっちゅ〜の。暫定Zカップ(推定)を両手で挟み込む姿は、
 さぞ監獄の漢たちには刺激的なことだろう。
 私は、極々普通な牢に案内された。

 集合住宅のような4畳半程の狭い部屋が並んでいるフロアー。
 屈強な大男から薬漬けでラリッちゃってるような爺さんまで。
 みんな私に触れようと手を伸ばしてくる。
 しかし、私はそんな男達を一瞥すると、腕に力を込めて山のような力瘤を披露した。
 5割の力で暫定のZカップに匹敵するほど盛り上がった二の腕は
 彼らを黙らせるのに充分だったようだ。
 しかしこの時、3本のうちの一番手前にある1本の手錠が
 前腕の筋肉肥大に耐えられずに破壊されてしまった。
 囚人達は誰も気付かなかったようだが、
 私は横を歩いていた看守の視線を一瞬だけ感じた。
 バレないようにそっと爆乳でそれを隠したが、果たして誤魔化せただろうか。
 よく見るてみたがイケメンの看守は表情を変えなかった。
 「あの、おフロに入りたいんですけど・・・」
 出来るだけ可愛い声で誘ったが、看守の趣味には合わなかったらしい。
 「ここに風呂などない。もっとも、模範となる囚人には人並みの待遇が
 用意されているが、君は少々危険過ぎるようだ。どうしてもと言うなら、
 そこの水を使え」
 そこには便器と小さな蛇口があるだけだった。申し訳程度に小さな衝立がついている。
 しかし、これで充分だ。
 私は、前2つの手錠を外してもらうと、最後の手錠は力任せに引き剥がして見せた。
 「ふ〜ん。1トンってこんなものかぁ。ありがとうございます。
 それより、新しい服が欲しいんですけど・・・」
 上目遣いで暫定のZカップ爆乳を寄せあげながら手錠を返し
 イケメン看守に取り入ろうとしたが、イケメンは意に介さなかった。
 幾人もの男をこの美貌で落としてきたが、
 これ程味も素っ気もない反応は初めてで屈辱的だった。
 ならばと私は次の行動に出る。8割まで力を込めた上腕二等筋を
 ダブルバイセップスのポーズでこれでもかとばかりに強調すると、
 今度は肥大しすぎた筋肉の頂上部が、私の頭より高い位置まで到達する。
 巨大な2つの岩石が肩に直接くっついている感じだ。
 誰かの前で、これ程までに力を解放したのは久しぶりだ。
 これ以上力を込めていけば、肥大して上腕部からも溢れかえっている二等筋に圧迫されて
 服が破れてしまうだろう。
 さすがの彼も、これには怯んだのか、あわてて牢を閉める。
 「次の点呼が18時だ、そ、その時までに用意しとく」
 「この腕が入るサイズのお願いね!」
 「・・・」
 私は天使の微笑で誘惑し、バッキバキになった腕を誇示して威嚇して
 彼の表情を再び探ったが、彼は黙ってその場を後にした。

 「ふぅ。つれないわね」
 私はため息をつくと、証拠隠滅の作業に入る。
 丁寧に服を脱ごうとするが、一度巨大化してしまった両腕が元のサイズに戻るには
 時間がかかりそうだ。18時までそれほどの余裕があるわけではない。
 私は証拠隠滅を優先させるべく、衣類を引き剥がした。
 上半身裸になって前にかがむと、すっかりどす黒くなって、 
 もう元が何だったのかさえわからない物体があふれ出てきた。
 思わず嗚咽がこぼれそうになるのをぐっとこらえて、
 私は少しずつそれを便器に流していった。
 
 「おえっ!」
 夢中になっていた私は、2段ベットの影でえづいている少年に気がつくまでに時間がかかった。
 年のころは私と同じくらいで、17か18といったところか。
 そう、ここにあるのは2段ベット。
 私の部屋も例外にもれず相部屋というわけだ。
 しかし、彼はどうだろう、牢を並べる他の囚人達のように
 凶悪犯罪者というオーラがまるでない。
 普通の、いや、むしろどちらかといえばひ弱な感じの男の子だ。
 私は彼に、この状況をどうやって説明べきか思案した。。。


つづく





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