セクハラ少年

鈴木 宏
3組で最大級の、スケベ男子。
クラスの女の子に正面から抵抗できるほど心身の強さを持っているわけではないが、
彼女たちの隙を巧みに突く感じでスカートをめくったり、身体に触って逃げたり、着替えを覗いたりする。
そんな行為を女子に見つかるたびに泣くまでいたぶられるが、まったく懲りる様子がない。


平日の登校時間。
私立Y小学校へと続く、大通りを挟んだ歩道橋を、赤いランドセルを背負った一組の女子児童らが登っていく。
児童といっても、身長、肩幅などは、その辺の大人よりも存分に大きい。何といっても、彼女らこそ「長身セクシー美少女小学生」
の呼称を冠するY小学校の名物なのだ。身長187cmの相沢智恵理、身長183cmの井上亜由美。肩幅も広く、また女性としての
豊満な肉付きを有するこの二人がそろって歩いている光景は、免疫のついた成人男子でさえ悩ましげに見える事だろう。
そんな二人が中段を登った所で、突然シュッと何かの影が横断歩道を駆け上がる。
「ひひひっ、来た来た。うひょおっ、ムチムチのドスケベふともも・・・!」
それは、同じくY小学校の男子児童のようだった。高学年といえば女子の方が発育もいいので当然といえば当然だが、彼の体格は
彼女らの長身ナイスバディに及びもつくところではない。少年は彼女らの階段を登る位置とタイミングを見計らって、まるで張り込み捜査の
ごとく下から尾行を開始する。あろうことか、彼女達のスラリと伸びた長い脚の先にある、ミニスカートの中を必死になって
見ようとしているのだ。
「はあ・・・・はあ・・・・・後少し、後少しで・・・・超ドH級のぱ、ぱぱぱパンツがぁぁ・・・・!」
階段を上り、風でスカートが揺れ、脚の露出が股の付け根に近づいていくたび、彼は鼻息を荒げて思い描いた光景を待ち望む。
わざとまくり上げているのか、彼女達のスカートはお尻をギリギリ隠している程度で、ちょっとめくれたらそれこそ中が見えそうなくらい、丈が短い。
健康な思春期の男子ならそれに興味を持つのも仕方ないとも言えるが、彼の仕草は青少年を通り越してまるで変態オヤジだ。
「うぅ、体勢つらいけどガマン…!あと、あともうちょっと、はあはあ・・・・もうちょっとでミニスカエロエロパンツ・・・・・が、がが!?」
・・・・・その瞬間、彼は背筋が凍りついた。スケベ心全開でスカートの中を見ようとした相手が、自分の背中を片手でつまみ、冷やかな
視線でこちらを見下ろしている。この後、誰の目にも明らかであろう血塗られた地獄の光景が・・・・・・。
「よくも見たわね・・・・・・このっ、スケベ虫ーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
「あんぎゃわああぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」


彼の名は鈴木宏。市立Y小学校6年3組の男子生徒の一人だ。その余りある常識外れな巨体と怪力とセクシーボディで、圧倒的な
武力を誇る長身女子児童達だが、そんな彼女たちにも唯一の天敵と呼ぶべき弱点があった。それが、この超スケベ男、鈴木宏である。
彼の異性の体に対する関心はとかく凄まじい物で、セクハラ、スカートめくり、覗きなどは日常茶飯事であった。
既に6年3組でも、実際9割以上の女子児童が被害に遭っている。そしてそのたびに攻撃的な性格の女子からボコボコにされる。
が、それで彼がセクハラをやめた様子は全くなかった。
あらゆる性的趣向が備わっているのか、バイオレンス映画のワンシーンのごとくタコ殴りにされてもまったく懲りないどころか、
むしろそれを喜んでいる感さえある。宏のターゲットは、主に男子いじめグループの代表格である相沢智恵理、井上亜由美、
谷口姉妹などである。これはちょっと意外な事だ。3組の女子に関心があるなら、どちらかというと超セクシー小学生の藤原舞、
測定不能バストを備えた爆乳天然美少女倉田良子、あるいは学校一の長身秋野さくらや異国産の超巨乳美女ジェニー・レイン、
ローティーンアイドルの篠田アリサなどが該当するところだろう。もちろん、彼女達も宏のセクハラに一度はさらされた被害者の一人だ。
しかし、メインでスカートやおっぱいが危機にさらされるのはどちらかというと男子いじめグループの智恵理達の方だった。
宏にしてみれば、もしかしたら女性として一番分かりやすい反応をしてくれる彼女達を見るのが面白いのかも知れない。
こうなると、いかに超人的な怪力や巨漢顔負けの威圧感を持ってしてもお手上げである。
彼女の周りにスケベな男ならいくらでもいた。そしてそんな男達に、彼女達は決まって鮮血の制裁を加えてきた。
しかしそれは決まって沼田や池尻のような、自分からは性への関心を表にさらけ出す度胸のない、どちらかといえば受身型の
むっつりスケベに限った話である。何のためらいもなく、恥ずかしい性的嗜好を堂々と主張できる宏が相手となると、
今まで力押し一点張りだった彼女らにしてみれば調子が狂うのかも知れない。

そもそも、この鈴木宏という少年がなぜここまでのスケベ根性を備えるまでに至ったのか。
それは、彼が女の子への関心を初めて形ある物として表現した『精通』を迎えた1年前にさかのぼる。
彼はこの年でも、同じく長身セクシー美少女達の集まる3組の一員だった。この時の彼は、
亀井文太などと一緒くたに智恵理達にいじめられる、どちらかというと男子の中でも
あまり目立たない方だった。しかし、とある日の体育の授業の時、彼にとって忘れもしない、
ある出来事が起こる。
「ちょっと何グズグズしてんのよ!今日の当番はあたし達なんだから、しっかりやってよね!」
「はいはい。ったく、うるせえデカ女だな〜」
この日、相沢智恵理と鈴木宏の二人は、授業の決まりで、体育倉庫から跳び箱を用意する事になっていた。
もちろん、それはただの建前で、いつものごとく権力のある智恵理が男子を顎でこき使い、
道具を運ばせるのが日課である。しかし、今日に限って跳び箱のジャンプ台が
どうしても見つからなかった。入念に探してみると、天井近くの棚に・・・・・・。
「あちゃ・・・参ったな。あれだけ高いとさすがにお手上げだわ」
「だらしないわね〜。男のくせにチビだからできないのよ。ちょっと見てなさい」
当時でも身長が182cmあった智恵理は、140cmしかない宏の醜態をあざ笑い、
自信気に梯子を用意して軽々と天井にのぼって見せようとする。
今にして思えば、ほんの些細な彼女のこの早とちりが全ての始まりだった。
「あんたもボーっと見てないで、下で梯子支えなさいよ!」
「ちぇっ。いちいち言われなくても分かってるって・・・・・うっ!?」
馬鹿にされて傷ついたのを隠すように、だれる振りをして梯子を支えた時、
目の前の視点に飛び込んできた光景に、宏は未だかつてない不思議な衝撃にさらされた。
梯子の下から見える、脚線美とも呼ぶべき長さと新鮮な大根のようなスケールと、
小学生のピチピチで新鮮な、ぷるんぷるんとした弾力さが見るからに伝わって
きそうな太もも。その付け根にある、大きく突き出てきゅっと引き締まり
たわわに実ったお尻を隠した薄い布地のブルマー。
このあまりに悩ましげな光景に、宏は無性に体中に血が通って、
心がもやもやとする何ともいえない熱い感情にとらわれたのである。
(こっ、こいつの足・・・・・・近くで見るとすっげえ迫力。た、たまんねえ・・・・・・・はあ、はあ)
「ちょっと何一人でブツブツ言ってんのよ。気持ち悪いわね・・・・きゃあっ!?」

その時突然、梯子の土台がベキベキと音を立てて崩れ、智恵理の巨体は天井付近で
取り残されてしまう。梯子は相当傷んでいたようで、智恵理の体重を支えきれず崩壊を起こした様子だ。
足場のなくなった彼女はとっさに上の棚をつかんで体を支えたものの、突然の
ハプニングに頭が混乱しているようだった。
「なっ、なに!?ちょっとどうなってんのよ。いやっ、た、助けて!」
「わぁっ!?はぐぐっ、むごぉぉ・・・・」
その時偶然にも下にいた宏の顔面は、運悪く智恵理の巨大なお尻に激突してしまう。
いや、後の彼にとっては幸運というべきか、とにかく
宏の姿勢はそのまま智恵理のお尻に顔を埋め込む形となった。
むぎゅうううっ、ぷにゅにゅ・・・・
(ぶほぉあぁぁっ!すっ、すげえ・・・・・ぐにょぐにょのぷにゃぷにゃ、
例えるなら崩れないマシュマロ!はあ・・・・はあ・・・・・し、知らなかった。
女の子の・・・・・女の子の体って、こんなに柔らかくて気持ちいい・・・・ぶひゃはぁぁ!)
「ちょっと、あんた何やってんのよエッチ!離れなさい!」
「はあ、はあ・・・・え、遠慮すんなって。
落ちないようにオレが下で支えてやるぜぇ!げへっ、ぐへへへへ」
「やめろバカーーーーーーっ!」
かつて味わったことのない、柔らかくて甘美な快感に、宏は己の本能のままに酔いしれた。
どさくさにまぎれて、下から智恵理の太ももにしがみつき、顔を左右に振って
ブルマ越しのお尻の感触を満喫する。
落下の恐怖におびえながらも智恵理は必死になって拒もうとするが、完全に性に目覚めた男に
もはや歯止めなど利かない。
更に、宏は智恵理のはいているブルマを片方の手でずり下ろそうとする。
体操服の下にはいた、純白の下着が徐々にあらわになる。
ばふっ、むにゅむにゅ、ぐにゅううぅぅっ!
「あふっ、きゃぁん!こ、こら、冗談抜きでやめなさい。それ以上やったらマジで殺すわよ!」
その内性感帯を刺激される形となり、智恵理は強がってあえぎ声を我慢しながらも、
妙にくすぐったい感触に体を支える力が次第に抜けてしまう。そしてついに・・・・・・。

「きゃああああああぁぁぁぁぁっ!!」
がっしゃあーーん!がらごろがら・・・・・
とうとう、下に落下して思いっきり頭を打ってしまう。同時に、その辺に積まれていた
ガラクタがめちゃくちゃにぶちまけられる。
智恵理が我に返るまで、しばらくその場は収集がつかなかった。
「いたたた・・・・・・もう、最悪」
頭を押さえながら、智恵理はようやく起き上がった。これだけ派手に倒れても、
外傷がほとんどなかったのはさすがである。周りのガラクタやホコリを払って立ち上がろうとするが、
脚に何かが引っ掛かって動けない。そう言えば、股間が妙にスースーして・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
視点を下に移した時、そこにはとんでもない光景が映っていた。体操服のブルマーが
膝の下まで脱げてしまっている上、そこから晒された真っ白なパンツの股の間に、
ちょうどあの鈴木宏の顔が・・・・・。
「げへっ・・・・・ぐへ、ぐへへへへ・・・・・・・」
「いっ・・・・・・・・いやあああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
直後、地獄絵図の光景が描かれたのは言うまでもない。
それがどんな様子であったか・・・・いや、それは文章で描写するのも怖れ多い事である。


そしてその日の授業も終わり、放課後。あの惨劇から奇跡の生還を遂げた鈴木宏は、
しばらく体育の授業での出来事が頭から離れなかった。
学校から帰る時も、馴染みの友達と遊んでいる時も、ご飯を食べている時も、
お風呂に入っている時も、テレビを見ている時も、何かにつけて、
あのHなハプニングが頭の中でよみがえり、何一つ集中できなかった。
(はあ・・・・・はあ・・・・・・そ、それにしても、あの「ぱんつ」の感触はものすごかったなあ。
柔らかくてあったかくて、いい匂いがして、ぐにゅぐにゅの超エロエロ・・・・ぐへへへ)
発育が早くて体も大きい小学校高学年の長身セクシー美少女の、ブルマ越しに味わったお尻の感触、
そのブルマを脱がして、下着一枚のみに覆われた股間に足で挟まれ、
その時に味わった太ももの柔らかさとパンツの感触、そしてそこから伝わる温かくて甘美な芳香。
それらを思い返すたび、なぜだか股間に血がたまって熱くなり、
たまらず固まって天井高くそそり立ってしまう独特の現象に、宏は不思議がった。
夜遅くになってもあのHな感触が忘れられず、中々寝付けなかった。
もちろん、この時点では性の知識が全くない宏は、股間に溜まった欲望の塊を
外に放出する方法など知らない。
ただただ、頭の中であの時の出来事を、身長182cmの智恵理の
ブルマーやパンツのHな感触を一生懸命思い返すばかりだった。


「ねえ・・・・・宏君。もうすぐ体育の授業が始まるから、一緒に着替えるの手伝ってくれる?」
算数の授業が終わってチャイムが鳴り始めた途端、3組の女子達はその場で服を脱ぎ始めた。
中身が見えるか見えないかのミニスカートをなまめかしい手つきで下ろし、
自らの下着姿を宏の前であらわにする。
「ええ゛っ!?そ、そそそれってちょっとヤバい・・・」
「うふふ・・・・・触りたいんでしょ?女子の体に。ほうら、こっちにおいで」
そう言って、あの男子いじめの筆頭格相沢智恵理が、机の上に両膝を組んだ状態で宏に手招きする。
智恵理だけではない。他の成人男子を大きく上回る、大人顔負けの長身と肢体に恵まれた
クラスの美少女達が、こぞって宏に迫ってくる。突然の出来事に初めは戸惑っていた
宏だったが、そのどれもが自分のスケベ心をふんだんに刺激して、もはや我慢しきれなかった。
むぎゅうううっ!ぱふんぱふん…
「いやぁん。もう、宏君のエッチ」
「げひゃひゃあぁぁっ!むにゅむにゅプリリン・・・・・た、たまんねえ。
はあ・・・・はあ・・・・・すげえぇぇ〜〜っ!」
「あぁん、次はあたしがかわいがって、あ・げ・る」
上着半脱ぎで、中にはブルマやスクール水着の格好で誘惑してくる長身小学生達の色香に、
エッチパワー全開の宏は夢中でしがみつき、片っぱしからむさぼり尽くした。
両脇に女の子を抱えながら、なおも他の部位でもとにかく発育のいいセクシー美少女達の
肢体を味わおうとする。
彼女達も負けじと、宏の股間をまさぐったりキスの嵐を降らせたりする。
その3組の女子全員とまぐわう快感は壮絶極まりなく、まさにハーレムであった。
「こっ、こんなに、こんなに気持ちいい事が世の中にあったなんてっ!
うへへ、へひゃはぁぁっ、てっ、天国だぁぁ〜〜〜っ!!」
びゅくん、どっぴゅるるるるるるるるる――――――――――――――――!!
じゅぷん、どくっ、どぷぷぷぷぷぷぷうううううううぅぅっっっ!!


「す、すげえ感触・・・・・・むにゃむにゃ・・・・・ん?」
気がつくと、そこはベッドの中だった。あれ、もしかして今までのは夢だったのだろうか?
それもそのはず、いくらなんでも3組の女子全員が自分にあんないやらしいサービスを
現実でしてくれるわけがない。しかし、夢とはいえとてつもなくリアルだった。
一人一人の、微妙に違った柔肌の感触が今でも脳裏によみがえってくる。
目覚ましが鳴っても、宏はその事に頭がいっぱいで、しばらく布団から出られなかった。
「こら宏、あんたいつまで寝てるの?また遅刻しちゃうわよ!」
その内、待ちかねたように一つ年上の姉が部屋に入ってくる。一つ違いとは言え、
彼女もまた3組の女子に負けない170cm以上の長身で、
おまけにスーパーモデル顔負けのセクシー肢体である。
彼女の声が聞こえて宏もようやく我に返ったが、なんだか妙に体が重い。
宏の姉はおせっかいを焼くように、がばっと布団をまくり上げる。その瞬間・・・・・・・。
「・・・・いやあああぁぁぁっ!なっ、なにこの臭い。なんなのよこれぇ〜〜〜〜っ!!?」
「うわわわっ、なんじゃこりゃあ!?ぱっ、パンツまで濡れてる??」

--------この日から、鈴木宏の異性への関心は一気に高まった。それからというもの、
あの体育の授業やHな夢で味わった感触が忘れられず、
宏は毎日のように3組の長身女子達にセクハラを繰り返した。
何度もボコボコにされながら、わずかな隙を縫って得た指先の感触を家まで持ち帰り、
今晩のおかずにする。
1日の平均は3〜4回。性に目覚めたてとはいえ、彼の性欲はどんなに吐き出しても尽きなかった。
無限大の精力を覚醒させた宏の欲情はとどまる所を知らない。
今はちょっとしたお触りにとどまっているが、このままで満足する宏ではないだろう。
いつしか、一連のHなハプニング以上に自分の性欲を満たしてくれる事を、彼自身望んでやまない。


おわり





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